コンテンツのタイトルは、読者にとって記事の「最初のワンフレーズ」ですが、下手をすると「唯一のフレーズ」になってしまいます。タイトルに本文を読ませる吸引力がないと、その後に続く本文は存在しないと同じだからです。
吸引力のあるタイトルは、読み手に何かしらの「利益」や「報酬」を約束します。その代償に、読者は続きを読むために費やす貴重な時間を与えてくれのです。
読者に行動を促し、売上を上げるために、コンテンツはまず吸引力のあるタイトルで引き込まなければなりません。
この記事では、「結果を出せるタイトルの8つのパターン」をご紹介します。本文を書く前にどのパターンのタイトルで行くかを考えて書き、本文を書いた後にもう一時タイトルを見直してみましよう。
Contents
1.直接的なタイトル
直接的なタイトルは、気の利いたことを書こうとせずに、テーマの核心(例えば価格)にストレートに迫ります。
例 : ヒートテック肌着上下 30%オフ
このタイトルは、ヒートテックの意味を知らない人や、知っていても戸外で寒い思いをする心配がない人にはアピールしません。
しかし、ヒートテックの意味を知っていて、着ぶくれしないで温かく外出したいと思っている人を吸引する必要十分なパワーがあります。これ以上の余計な言葉は要りません。
「ダイソンの掃除機 30%オフ」も直接的なタイトルです。「吸引力の落ちないダイソンの掃除機 30%オフ」とか「手の出なかったダイソンの掃除機が30%オフ」などと余計なことを書くのは野暮で、ストレートなパワーをかえって弱めます。
2.間接的なタイトル
間接的なタイトルは、好奇心を利用して読者の心の中に「?」を生じさせることで引きつけます。そして、本文のコピーがその好奇心に答えます。
例:餌は新鮮なものに限る
このタイトルを釣りのサイトの記事に使ったら「直接的なタイトル」になりますが、本サイトのようなコンテンツマーケティングをテーマにするサイトの記事に使ったら「?」ですよね。
読者の「?」は、その記事がリンクベイト(リンクを呼び込む餌)について書かれたものだと知ったときに解消されます。
3.ニュースのタイトル
ニュースのタイトルは、ネタが「ニュース」である限り、読者を引き込むパワーがあります。新製品なら「アップルがiPhone 13の発売を発表」、スキャンダルなら閣僚クラスの”文春砲”など、非常に「わかりやすい」タイトルです。
4.ハウツーのタイトル
「〇〇する方法」「いかに〇〇するか」などハウツーのタイトルは、つねに読者をひきつけるパワーを持っています。ハウツーの形で悪いタイトルを書くことはできないと言っていいほどです。
5.質問のタイトル
質問されると答えたくなるという、人の「負けん気」を利用したタイトルです。本文にある答えを見たいという好奇心もくすぐります。
例:小学生から英語教育を始めるのは正しいと思いますか?
重要なテーマで誰もが一家言持っていそうな質問ほど、吸引力が大きくなります。
例:あなたは一人で家にいるとき、トイレのドアを閉めますか?
重要なテーマではなくても、「そう言われると…」とか「他人はどうなんだろう」とちょっと興味をそそられる質問も、本文を読みたくなります。
6.命令形のタイトル
人は命令されたときも「なぜ?」という好奇心が刺激されます。「なんでや!」という反発心がわく命令にも「その訳を言え」という気持ちが働いています。常識に反する命令をされたときは、とくに好奇心が強く刺激されます。
例:テレビやネットのニュースを観るのは今すぐ止めて、新聞を取りなさい
この命令が正しいかどうかは別として、なぜこの人は新聞を勧めるのか、という好奇心は刺激されます。
7.理由を明かすタイトル
質問でも命令でもなく、ずばりその答えや理由から始めるタイトルです。
例:マイクロソフト社が近い将来にPCユーザーの信頼を失墜する7つの理由
仮にこういうタイトルがあるとしたら、そこにあげられている理由がどんなものか読んでみたいと思う人は少なくありません。
8.「お客様の声」を使ったタイトル
コンテンツが推奨する製品やサービスの価値を証明してくれる「お客様の声」も吸引力のあるタイトルになります。とくにそのお客様が有名人ならパワーが強くなります。
例:ヒカキンが「私も必ず観る」と言った7つのYouTubeチャンネル
ヒカキンのチャンネル登録者なら素通りすることができないヘッドラインですね。
まとめ:本文中の見出しにも応用できる
コンテンツの内容によって、上記の「8つの基本パターン」のどれがもっとも効果的かを考えて選択しましょう。
これらの基本パターンは、本文中の見出しにも応用することができます。
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