Podcast第075回目「眼の前しか見えてない奴らには戦略家の凄さが分からない」

今回のテーマは
「眼の前しか見えてない奴らには戦略家の凄さが分からない」
目標に向けて何かしらのアクションをとると、
それに対して外野からやいのやいの言われることがあります。
しかし、それは絶対に無視しないとなりません。
なぜなら彼らは眼の前しか見えてないからです。
そんな彼らに破滅に追い込まれたグループの話。
・制作物にケチを付けてくる人に対して思うこと、聞きたいことと
・元サッカー日本代表西野監督の戦略について思うこと


書き起こしはこちら クリックで展開
【向井】 こんにちは、向井です。
【杉田】 こんにちは、杉田です。
【向井】 コンテンツマーケティング集客のツボ、ポッドキャスト始まります。今回はちょっと前回の内容ともかぶっているんですけれども、他人のことにケチをつけるのは簡単っていう話をしたいと思います。簡単じゃないですか。
【杉田】 簡単だね。
【向井】 制作物に特に関して、思っていたのと違うとか、ケチをつけるのはすごい簡単だと思うんですよ。
【杉田】 簡単だろうね。
【向井】 本当、そういうことを言う人に対して聞きたいのは、じゃあ、おまえはどう思っているのかみたいな。その制作物って僕の場合だったらセールスレターとか、要は売るためのものなんですけど、本当そういう人に対して聞きたいのは、結局この商品って何なんですかっていうところをすごく聞きたいです。でも、ご自身は多分それがあるから何か違うって思うと思うんですけど、じゃあ、であればこそ、例えば僕は逆にどう思っているのか、僕がどう思っていると思っているのかを聞きたい。本当、これすごく大事なところだと思うんですけどね、結局まとまってないからそういうふうになるんじゃないかなと思います、自分の中でね。
【杉田】 でも、何か全てを全部無に帰すような発言になっちゃうけど、気分もあると思うよ、すごくあると思う。
【向井】 あるかもしれないですけどね、あるかもしれないけど……。
【杉田】 それを出しちゃうと話にならなくなっちゃうから、話せないじゃないですか、話せる内容にならなくなっちゃうから、気分だよねってなっちゃうと。
【向井】 僕、逆に言うと、そうだな、気分か、あると思いますけど、気分で判断したら駄目だと思うんですよ、マーケティングはね。
【杉田】 それはもちろんそうだと思うよ、絶対そうだと思う。
【向井】 何となくこれっぽい。今日もセミナー行って来たんですけど、やっぱりリサーチっていうか根拠ですよね。セールスレターとかでも全部説明が必要だと思います、主張するからには、なぜそうあるべきなのかみたいな。
【杉田】 何か少なくとも、例えば乗りと勢いで生きている人もいるけど、でも、それはそれで、乗りと勢いが大事なときもあるし、それを覆さなければ別にいいと思う。乗りでこれでいいと思ったら、それを貫きとおしてくれれば、別にそれはそれでいいし、何かフェアであればいいと思う、その乗りと勢いがね。乗りで、向井くんでいこうみたいになったときにちゃんと守ってくれれば、それはそれで、こいつは全然分かってくれてないけど、一応俺のことは分かってくれているみたいな。だからそれはあると思うんだよね。
【向井】 結構も何かしらつくったり取り組んだりする人って、ちゃんと大体考えがあるじゃないですか。
【杉田】 哲学はあるよね。
【向井】 とか、戦略とか。それに関してすごく思うのが、ちょっと前のワールドカップの日本代表のポーランド戦、ラスト10分の球転がしっていうんですか。
【杉田】 消極的な時間つぶし。
【向井】 あれも批判するのはすごく簡単だと思うんですよ、批判をするのは。だけど、じゃあ、本当に、果たして自分が西野監督の立場だったときにその決断ができるかって言われたら、できないんじゃないかなと思うんです、普通。だって、あれでセネガルが点入れたら終わりでしょ? でも何かこう、にもかかわらず、相手頼みで自分がとおれるかどうかっていうのは関わってくるっていう話になるところで、あの戦術をあえて選んだっていう話だと思うんですけど、無理だと思いますね、常人だったら。だって失敗したら絶対たたかれますもん。だって成功してたたかれている。グループリーグ突破してたたかれているから、いわんやっていう話だと思うんですよね、もし仮にあれが失敗していたら、あのかけは。
【杉田】 そこに関しては汲み取ってたたいている人ももちろんいるし、最後まで戦ってほしいみたいな、っていうのももちろんあると思うし、単純にたたいている人ももちろんいると思うけど。
【向井】 いや、最後まで戦ってほしいっていうのもよく分かるんですよ。だけど、それってわりと精神論な気がするんですよね。あれと一緒です。戦艦大和の沖縄特攻みたいな。多分帰ってくる石油もなかったんですよね。帰ってくる石油もなかったけど、今しか行くときがないって言って、何かその海軍とかの中では、え? マジで行くの? みたいなことを内心みんな思いつつ、誰も言い出せなくて決まったっていう。で、ボコボコにされて沈んだっていうそういう話なんですけど、その大和の特攻は。それと同じ感じがします。それはその当時は言えない感じだったと思うんですけど、要は、いや、最後まで戦うべきだって言っている人はそうさせるあれを持っているっていうか、何て言うんですか、べき論で言うじゃないですか。べき論で言うと正論ではありますよ、正論では。だけど、それで結局負けたら元も子もないじゃないですか。だから何かなぁと思いますよ。つまり、結局最終的に勝てばいい話じゃないですか、汚い手は使っちゃ駄目ですよ、ルールの中でね、もちろん。
【杉田】 何か好きな人の話で言うと、グループリーグってリーグ戦だからいろんな要素が変わってくるでしょ? で、もちろん結構厳しいグループに入って、当然、いろいろ監督も変わったりとかしていて、グループリーグを突破するっていうのが第1目標だったから、あれに関しては西野さんの中で1番確率が高いって思うのを選んだ結果あれになった、っていうところに関しては勝っているし、そもそもね、結果出ているから、それはOK。で、そのあとにベルギー戦、トーナメントで当たって3位か2位でしょ? で、トーナメントはガチンコだから、ほかの要素があるとかじゃなくてガチンコでいって、で、2点先取した。で、2点取られて同点になったときに、その人が見る感じでは、一応攻め続けた、そこは。だから恐らくベルギー戦はガチンコだし、もしかしたら姑息な手を使ったら勝てたかもしれないけど、そこはちゃんとぶつかって勝ちたかったっていう、そのガチで対決してね。だからあそこは攻めたんじゃないか。でもポーランド戦はグループリーグを抜けるっていうのが目標だから、それの確率が1番高いのを考えた結果あれになったんじゃないかっていう話をしていた。
【向井】 なるほどね。だから戦いに勝ってっていうやつですね。戦争に勝って戦いに負けるっていうやつですか。
【杉田】 だからその目的が違うみたいな。その、しょせん日本は優勝は、もちろん目指すけど無理だと。ってなってくると、やっぱりレベルアップしていくためにはガチでもちろん戦わなきゃいけない場面もあるし、ああいうふうにちゃんと突破していかなきゃいけない、ちゃんと勝ちを拾っていかなきゃいけない場面もあって、それが、その勝ちを拾わなきゃいけない場面が、あのグループリーグを突破することだし、ガチで戦って負けるなり勝つなりみたいな、ちゃんと勝負をするのがあの、多分ベルギー戦だったんじゃないかっていう話をしている。
【向井】 なるほど、確かにそうですよね。
【杉田】 トップが全然狙えるチームだったらまた話が変わっていたと思うよ、日本が。
【向井】 確かにな。いや、何かどうしても僕は第二次世界大戦のことと重ねてしまうんですけど、要は戦術的勝利みたいな。その戦闘においては勝ったけどみたいな。例えば、珊瑚海海戦っていったかな? 何かで、初めて空母同士の戦い、空母同士? アウトレンジ同士で戦ったのかな? か何かで、要は戦闘機対戦闘機で始まって、からのみたいなことになったんですけど、そこで本当にガチンコでやり過ぎてパイロットがほとんど死んじゃった、歴戦のパイロットがいなくなっちゃいました、みたいな。で、戦闘には勝ったんです、相手の空母を何隻か沈めて戦闘には勝ったんですけど、結局それはあくまで戦術的な、短期的な目線でしかなくて、次の戦い、戦争長いじゃないですか、だから、もうエースパイロットが軒並み駄目になったので、そこから、次からボコボコにされるっていう、アメリカの戦闘機に。だから簡単ですよ、部外者からすればね、もっと頑張れって言うのは。だけどっていう話だと思うんですよね。そういうのが日本人的には欠けているんじゃないかなってすごい思ったりしますね。特にマーケティングとかって戦略の部分で、特に集客とか売り上げにも結構直結してくるところなので、やっぱり、本当に何度も繰り返しになりますけど、全体像っていうか引いた目っていうか、ここは負けてもいいけどみたいな、ちょっと全体最適みたいなのをやっぱり意識しないといけないんじゃないかなって。そのためには多少の批判はあったとしても、ゴールが何かっていうことをきちんと定めて、それに向かうべきなんじゃないかなって、すごく僕は思いました。
【杉田】 まあ、批判されると嫌だからね。
【向井】 本当、すぐたたく。
【杉田】 SNSやって、100個絶賛があっても1個だけ批判があると、ちょっともう次の投稿やめようかなとか思っちゃうもんね、どうしてもね。
【向井】 確かに。どうでもよかったらどうでもいいですもんね。ジャスティンビーバーが何しようが全然どうでもいいですもん。
【杉田】 1回も失敗したくないんだよ、多分。
【向井】 ジャスティンビーバーがあんなにたたかれる理由が僕よく分かんないんですけど、たたかれるっていうか殺害予告されているんでしょ? 世界一。
【杉田】 たたきたいんでしょ。だから辻ちゃんのブログも何かその……。
【向井】 何かアップするたびにたたかれる。
【杉田】 そうそう。伝統芸能みたいな何か、もうツッコミだよね。ボケとツッコミみたいになっちゃっているから。だから何だろうな、そういうこともあって。マジでやってる人もいるけど、もちろんね。
【向井】 そこら辺のマインドを持ってくださいっていう、ちょっとバックリした話になりますけど、大丈夫ですかね?
【杉田】 大丈夫だと思います。
【向井】 では、ありがとうございました。

 
Podcastで聞くことができます。

 

関連記事

Podcast第042回目「どんなツールやテクニックがあっても、これがないとうま...

podcast

オーディオコンテンツの保存性(実用性)を最大限に高める6つの方法

Podcast第090回目「申込みが殺到する!マーケティング最強テクニック」

Eメールを送る前にすべき8つのチェックリスト[完全版]

面白いコンテンツを作るために抑えるべき3つのポイント

すべてのマーケティング戦略においてもっとも重要となる4つのコンテンツタイプを解説