Podcast第083回目「そんな好きじゃないことならやめちまえ」

今回のテーマは
「そんな好きじゃないことならやめちまえ」
今やってる仕事は楽しいですか?好きですか?
確かに大変なこともあるでしょうが、好きこそものの上手なれです。
好きじゃないなら本当にやめたほうが良い…
人生の浪費です…
なぜそう思うのか?
・なぜ好きを仕事にした方がいいのか?
・「〇〇したい」と思っている人の深層心理


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【向井】 こんにちは、向井です。
【杉田】 こんにちは、杉田です。
【向井】 コンテンツマーケティング集客のツボ、ポッドキャスト始まります。今回は好きを仕事にする。
【杉田】 YouTuber。
【向井】 はい、について話をしたいと思います。何か一部ではYouTuberと言われている向井ですけど。
【杉田】 そうなの? まあ、YouTuberだもんね。
【向井】 いやいや、YouTuberじゃない。これYouTubeでやりたいからやっているわけじゃないから。大体、だって広告表示されてないのに、YouTubeで儲かるわけないじゃないですか。
【杉田】 いや、集客の意味合いではあるけど。
【向井】 それはあると思うんですけどね。そうか、好きを仕事にするっていうとYouTubeなのか。
【杉田】 出てくるでしょ、出てこないかな。
【向井】 いや、僕どちらかというとリクルートの何か、昔の、ちょっと。2〜3年前ぐらいの電車の車内広告みたいなイメージでしたからね。それは置いておいて、やっぱり好きを仕事にしたほうがいいと思います。まず大前提として不幸ですね。
【杉田】 好きじゃないことを仕事にしているっていうこと?
【向井】 そう。いや、そういう人を見ているとすごく思うんですよ、いるんですよ。ちなみに好きな食べ物ってあります?
【杉田】 好きな食べ物? おいしいものかな。強いて言えば、何って聞かれたときに出てくるのは桃ですね。
【向井】 桃って毎日食べられます?
【杉田】 うん、食べられるよ。
【向井】 僕カレーが好きなんですけど、カレーは本当、毎日3食でも食べられますよ。
【杉田】 いろんなパターンあるしね。
【向井】 そうそう。で、よく言うじゃないですか、ステーキが好きでも毎日食べられないとか。それ好きじゃないと思うんですよ。
【杉田】 ステーキ毎日だったらいけそうな気がする、3食は無理だけど。
【向井】 いや、3食、3食。
【杉田】 3食は無理、3食1年間ずっとは無理。
【向井】 いや、そういうこと言う人は、多分ステーキのこと好きじゃないんです。
【杉田】 ステーキのこと、愛が足りないのね、ステーキに対するね。
【向井】 うん、愛が足りないんだと思う。何かラーメンが好きな人って本当食べているじゃないですか。
【杉田】 めっちゃ食べているね、隙あれば食べに行くからね。
【向井】 もう、全然理解できないですけど。でも僕、仮に本当さっき言ったようにカレーを3食365日食べれって言われたら食べられます、ぐらい好きです。ちょっと回りくどいですけど、片や一方でステーキを、いや、俺ステーキ好きだし、でも、毎日は食べられないよねっていう、(笑)みたいな、そういう人はステーキが好きなふりをしている自分が好きなんですよ。だから食べられないんです、ステーキを。いや、これ何を言うかっていうと、とある、これ多分その本人が見てないからいいかもしれないんですけど、杉田さんにも最近見せた、とある資料、あれは一応ずっと専門でやっている、それで食べている人がやったやつなんですよ、つくったものなんですよ。で、杉田さんから言わせれば、何だ、これ? っていう感じのクオリティーだったわけですよね。覚えていますよね?
【杉田】 覚えているよ。
【向井】 何かこう、え? これちゃんとしたやつでつくったの? とか、こんな編集でいいの? みたいな感じだったわけですよね、杉田さんからしたら。
【杉田】 うん。
【向井】 でもその人は、だからそれを言ったんです、本人に、よかれと思って。好きじゃないんでしょ? この仕事って言ったら、うん、拷問でしかないって言っていました。で、結局それも、その人納期遅れたりとかいっぱいしまくっていて、で、それで上がってきたのがあれなんですよ。で、やっぱり、表現がちょっと難しいんですけど、われわれマーケティングをしている人間からしたらベネフィット、結果、成果を売っているじゃないですか。やっぱりそれに憧れちゃうんですよね。
【杉田】 ん? っていうと?
【向井】 いや、それがないと売れないのは分かっているんですよ、当たり前の話ですけど、学べますとかだったら多分誰も、学ぶのが好きな人しか来ないですよね。だけど、例えばYouTubeだったら何だろう、YouTubeじゃなくてもいいんですけど、例えば転売とかでも毎月100万円、不労所得でみたいな、言うじゃないですか。それ結果じゃないですか。いつなるか分からないじゃないですか、3カ月でって、仮にそうだったとしても、3カ月死ぬ気でやる必要があるわけじゃないですか。
【杉田】 大体の場合はね。
【向井】 晩御飯は8時に帰ってきて食べて、21時から、そこからもう夜中の2時までぶっ通しでやり続けるみたいな。っていうことを3カ月くり返してようやくなれるみたいな、多分、だと思うんですよ。
【杉田】 そういうのは多いよね。
【向井】 だけど、何か売るためには、その3カ月で月収100万円みたいなことを言わないといけないというか、言わないと誰も話聞いてくれないからなんですけど。そうする一方で、そこだけに憧れている。つまりあれの話だったら、それをつくる人に憧れているんですよ。それもう5年前ぐらいからずっと言っていたんです、その人は。それをつくる人間になりたいみたいな、プロとしてって。だけど、そこにだけ憧れているんですよ。つくるのが好きじゃないんです。だから勉強もしない、適当に手を抜くとは言わないけど、まずどうしていいかが分かってない、多分、どういうふうにやったらいいのかとか。で、あとはもう、やっていても楽しくないからモチベーションも上がらない。そういうスパイラルどころじゃなくて、グニョグニョしている感じがする、ずっと同じところで。
【杉田】 だから、俺の中ですごい腑に落ちているものでいうと、多分アンソニーとか、それこそ大森さんとかが言っている話なんだけど、こういう人になりたい。例えば痩せたいとか。何々したいって願っている人って、何々したいじゃない。例えば痩せたい人って、痩せちゃうと痩せたいって思えなくなるでしょ、心理的に。だから、痩せたいって思っている自分が正しいっていうことになっているんだったら、いざ実際に痩せちゃった場合、痩せたいっていう自分は手放さなきゃいけないわけじゃない。
【向井】 じゃあ、どうしたらいいんですか。
【杉田】 痩せるにするか、何か痩せる目標を立てるとか、痩せるスパイラルに入って行かなきゃいけないけど、痩せたいスパイラルのままだと……。
【向井】 痩せたいスパイラルね。
【杉田】 そうそう。だから、これをつくりたいスパイラルだと、実際につくれちゃうとまずいみたいな。だし、実際つくるためには自分が、恐らくチラ見えできてるけど、大変なこともたくさんあるわけじゃないですか。1度その泥をかぶるのは嫌なの、憧れ続けてたから。だからすごい好きな、例えばタレントとかアイドルがいるけど、絶対会いたくないみたいな状態と近いかもしれない。
【向井】 分かる、それ分かる、すごく。
【杉田】 いや、仲よくなりたいわけじゃないみたいな。実際会いたいわけでもないじゃない。会いたくも話したくもないよという。
【向井】 意外と、じゃあ、仮にアイドルと会ったとして、会ったというか、もう何か恋仲になったとして、意外と口が臭かったとか知ってしまうわけですよね、ウンコ臭いなとか。
【杉田】 そう、こいつ意外と舌打ちするなとかね。例えばちょっとしたところがあるじゃないですか。いびきかくんだなとか。
【向井】 テレビ越しには分かんないですもんね。
【杉田】 分からない。分からないし、見なくてもいいじゃないですか、自分は。
【向井】 アイドルとしてのA子さんが好きみたいな。
【杉田】 そうそう。対人として付き合っちゃうと、その全部を1回受けなきゃいけなくなっちゃうから、その取捨選択できないじゃないですか。でも、あれはもうつくってくれてるから、もう捨てた状態で来てくれてるから。
【向井】 偶像ですもんね。
【杉田】 そうそう。だから、それがいいのよって言う人もいるから、それに近いのかもしれないね、感覚としては。だから近づきたくはない。憧れてはいるんだけど、そこに対して近づく、中である大変なこととか、ちょっとこれ違ったなと思うこととかは全部やりたくない。
【向井】 さっきの話と全く一緒ですね。
【杉田】 っていう感じだと思う。
【向井】 なるほどな。さっきは、結局集めようと思ってないから集まらない、集まらなくていいと思ってるから集まらないみたいな、深層心理的な、いわゆる。
【杉田】 集めなきゃいけないって思ってるわけじゃないからね。
【向井】 集まるだろうと思っていたら集まるんですよ。分かる、分かる。なるほどな。だから、痩せるだろうと思っていたら痩せるんです、本当に。確かにそうだな。
【杉田】 痩せようって思っていたら痩せる。痩せたいなと思っていたら、どうなるか。
【向井】 痩せればいいなですもんね。
【杉田】 そうそうそう。何か急に脂肪が取れるみたいな、ポロリンみたいな。
【向井】 分かる、分かる。最近セミナーやってるんですけども、ちょっとずつ、ごく一部に向けて。何々したいって宣言するじゃないですか。それは大体において、何々できればいいなみたいな。お日さまにとか七夕の短冊とかサンタさんにお願いをする、そのレベルですよ。あと初詣の神様とか。何かそんな気がします。
【杉田】 そうだろうと思うよ。その神がもたらしてくれたらいいなっていうレベルで願ってる人は多いと思うし。だから、それが習慣になっていると。だから、社交辞令で、今度ご飯行きましょうってあるじゃないですか。あれに近いところはある、あいさつみたいな。
【向井】 だから、本当憧れって1番理解から遠い感情だと思いますね。
【杉田】 憧れはね。楽しいけどね、憧れてるのって、いいなって思ってるのは。
【向井】 憧れてる間はね。遠足行く前ね。
【杉田】 そうね、実際行ったら意外ときついみたいな。すごい雨降ってきたみたいな。
【向井】 分かる。富士山のご来光、登るときに途中までしんどいのね。
【杉田】 登ると気持ちいいけど。
【向井】 そうそう。あと、ご来光が出てくるまでの、その上に登ってからの待ち時間。狭い山小屋で、隣に知らない人と一緒に雑魚寝みたいな。そういうのは表示されないですからね。
【杉田】 そりゃそうだね。
【向井】 確かにな。すごい分かります。憧れるなっていうことですね。いいのかな。
【杉田】 いいんじゃない。本当に、だからかなえたいんだったら、かなえるようにちゃんとステップを組んでスパイラルを。
【向井】 確かにな。何かはずだみたいなレベルになればいいかもしれない、いけるはずだみたいな。
【杉田】 っていうか方法論としては、こうすると痩せる。じゃあ、それをやるでいいんじゃない?
【向井】 しかるべきみたいな。だから、ここまでやればなるでしょうみたいな、ってやれば絶対失敗しないですもんね。何か少ない経験ですけど。
【杉田】 だとは思うよ。そのある程度で痩せにくくなっちゃうとかはダイエットだったらあるだろうし。
【向井】 ここまでやればできるだろうみたいな。
【杉田】 だって集客だって、すごい変な話ししたら、近い属性の人がいる街中に出て、すいませんって声かけたりとか、いくらでもあるわけだから、やり方は。
【向井】 そう、だから、ここまでやって集まらなかったことないですからね。それは、そもそもコンセプトのときにミスってますからね。そんな感じで大丈夫でしょうか。
【杉田】 大丈夫だと思います。
【向井】 では、ありがとうございました。
【杉田】 ありがとうございます。

 
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