サービスの価格設定は、なぜこのような恐れや不安を引き起こすのでしょうか?
優れたサービスを提供し、自分の価値に見合った価格を設定していると確信していても、お客様に不当な価格だと思われるのではないかと心配になります。
もちろん、価格を下げることもしたくありません。
では、どうすればいいのでしょうか。
ほとんどの場合、私たちは動けなくなってしまいます。だから、いざ見込み客に価格を提示しようとすると、つい当てずっぽうで見積もってしまう。
これは大きな間違いです。
そこで今回は、サービス価格を正確に算出するために、プロジェクトレートの設定方法をステップバイステップでご紹介します。
Contents
コンテンツの価格設定をするための5つのステップ
コンテンツやサービスの価格設定をするにあたって、今回紹介する5つのステップを踏むだけ、自信を持って決めることができます。
以下で詳しくみていきましょう。
ステップ1:リサーチを行い、時間単価を決める
料金を決めるための最初のステップは、プロジェクトをリサーチし、重要な質問を自分に投げかけることです(以下の例)。
これらの質問は、プロジェクトのすべての詳細を明確にするのに役立ちます。
また、これらの情報をもとに時間給を決定し、それがすべてのプロセスの出発点となります。
時給ではなく、プロジェクトレートを提示することで、あなたとクライアントを守ることができます。
プロジェクトの価格を慎重に検討すれば、プロジェクトが完了するまで安心して仕事をすることができますし、予想よりも早く終わったとしてもペナルティを受けることはありません。
また、フリーランスの仕事はコストが変動することが多いため、クライアントにとっては、新しいプロジェクトに入る前に固定費がわかることはありがたいことです。
では、プロジェクト料金を提示する場合、なぜ時給を決定する必要があるのでしょうか?
時間給は、プロジェクト価格の最初の変数です。
クライアントはこのレートを知る必要はなく、あなた自身が計算するためだけのものになります。
このステップでは、以下のことを考慮しましょう。
- プロジェクトの範囲
→クライアントが期待していること、そしてプロジェクトの目標を達成するためのあなたの役割を明確に理解しているかどうか。 - このプロジェクトが継続的な仕事につながるかどうか
→クライアントはすでに他のプロジェクトの話をしているのか、それとも今回だけの仕事なのか - クライアントの予算
→フリーランスライターでFreelance Writers Denの創設者であるCarol Tice氏は、新しいプロジェクトの予算について尋ねることをすすめています
必ずしもクライアントが答えてくれるとは限りませんが、答えてくれた場合には、仕事を進める上での大きなデータとなります。
ステップ2:プロジェクトにかかる時間を見積もる
プロジェクトをいくつかのパートに分け、それぞれのパートに何時間かかるかを見積もります。
各パートの所要時間を足して、プロジェクト全体の所要時間を算出しましょう。
これがプロジェクトの基本料金を算出するための2つ目の要素となります。
ステップ#3:時給に時間数をかけて、水増しをする
ステップ#1で算出した時給に、ステップ#2で算出したプロジェクトにかかる総時間数を掛けて、プロジェクトの基本料金を算出します。
基本料金 = (時給) x (プロジェクトにかかる時間数)
そして、いくつかのパディングを加えます。
プロジェクトの基本料金に25〜50%のマークアップを加えるのがおすすめです。
これは、追加費用やオーバーヘッドをカバーするためのもので、多くのサービスプロバイダーが悩まされている問題になります。
言い換えれば、総時間を過小評価している場合に備えて、水増しすることです(これは非常によくあることです)。
水増しは、以下のようなプロジェクトの側面をカバーします。
- クライアントや、プロジェクトに関する継続的な質問
→優れたサービスを提供するためには、クライアントからの質問に答えたり、状況を報告したりする必要がありますが、これらの時間は膨大になります。 - リビジョンと追加変更
→修正はプロジェクト料金に含まれていますか?含まれている場合は、ステップ2に反映されていない時間をマークアップ数に含めてください。 - その他の予期せぬ追加事項→
理想的には、プロジェクトが予想通りに展開することです。しかし、そうでない場合は、水増しすることで、(無理のない範囲で)柔軟に対応することができます。自分のニーズがカバーされていることを知っているからこそ、クライアントのニーズを満たすために一歩進んだサービスを提供することができるのです。
上記に基づいて、プロジェクト価格 = (基本料金) + (マークアップ)を決めたらクライアントに伝えましょう。
ステップ#4: 価格を明確にクライアントに伝える
これで、クライアントにプロジェクトの価格を明確に伝えることができます。
また、作業範囲が当初の予想を超えて拡大した場合、どのように作業を進めるかについても明確に伝えることができます。
この段階では、クライアントの期待値を積極的に管理し、ミスコミュニケーションを避けるようにしましょう。
ステップ#5: 作業時間を記録し、今後の価格設定に反映させる
多くのサービスプロバイダーが見落としている、価格設定プロセスの最後の重要なステップがあります。
サービスの価格設定を改善したいのであれば、プロジェクトに従事した時間を記録し、当初の見積もりが正確だったかどうかを判断する必要があります。
自分の時間を注意深くモニターし、クライアントのプロジェクトに費やす時間を常に過小評価または過大評価していることがわかれば、それに応じて将来の見積価格を調整することが可能です。
まとめ 自信を持って明確なサービス価格を設定する
サービスの価格設定は、神経質になる必要はありません。このようなスマートな方法を使えば、見積書の作成は(あえて言えば)楽しいものになります。
自信を持ってクライアントに価格を伝え、価格について謝罪してはいけません。
あなたがプロジェクトを評価し、料金を算出する方法は何ですか?
今一度考え直してみましょう。
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