Podcast第050回目「How to で語れ!」

今回のテーマは
「How to で語れ!」
How to、つまり、方法です。
詳しい方法を語るようにしましょう。
逆に、What to 何をすればいいか、
を語る人は信じないようにしましょう。
なぜなら…
・What toを語る人をなぜ信じてはいけないのか?
・What toを語る人の特徴とは?
・how toを語る人とWhat toを語る人の違いとは?


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【向井】 こんにちは、向井です。
【杉田】 こんにちは、杉田です。
【向井】 コンテンツマーケティング集客のツボ、ポッドキャスト始まります。今回は何かちょっと自己啓発っぽく聞こえるかもしれないんですけど、マーケティングにおいて実感をもって話せ、ということをお話ししたいと思います。これ前回お話しした数字の部分とも大きく関係するかもしれないんですけど、例えば、マーケティング初めて勉強した人って、僕もそうだったと思うんですけど、結構パラダイムシフト起きません? こんな考え方あるんだみたいな。例えば、そういう意味で言うと、これも批判的な意味で使いますけど、初めて英語を学んだ中学生みたいな感じに、例えばLTVとか。
【杉田】 それ単語覚えたっていうことね? 分かるよ。
【向井】 そう。それとかオファー、リスト、コピーライティング。
【杉田】 使いたいよね。
【向井】 そう、使いたくなるじゃないですか。
【杉田】 使いたい、使いたい。
【向井】 それとかメルマガやればいいですよ。ネットメール出せばいいですよ。
【杉田】 言いたい、言いたい。
【向井】 FAXDMっていうのありますよ。LINE広告、Facebook広告、SNS。
【杉田】 分かる分かる、言いたい言いたい。Mastodonですよって言いたいもん。もう一瞬で終わっちゃったけど。Mastodonって言いたかったもん。
【向井】 いいんですよ、いいんです、導入ですよ。だけど、それを人に伝えるのってどうなの? って思うんですよね。で、僕とかはそれなりに経験してるので数字とかもたまってきてるんですよ、実質的な数字としても、こんな感じの数字になりますみたいな。逆に言うと、経験してない人って、例えばこういうことしたいんですよ、みたいなこと言われると、じゃあ、DM出せばいいですよ、みたいな。それとか、Bということがしたいんですよと言われると、じゃあ、メルマガ出せばいいんですよ、みたいなことを簡単に言ってくれるんですけど、What toはいいっていう話なんです。もう調べれば分かるからみたいな。だからHow toをどうするかっていう話なんですよね。例えば、じゃあ、FAXDMとかダイレクトメールを出すっていう話になったときに、おまえ書けるの? そのWhat toを言ってる貴様は、みたいな。かけてもいいけど絶対書けないから。特に反応のあるやつなんておまえ書けないから、みたいな。言ってやりたい、メールとかも。
【杉田】 言ったらいいじゃないですか。
【向井】 言いたいんですけどね、言う立場にもないんでね、残念ながら、本当。だから、これを通して言ってるんですけどね。だまされるなよっていう話。すごい偉そうですね、だまされないようにしてくださいねっていう。
【杉田】 めっちゃ偉そう。
【向井】 本当はびこっていると思います、嘘つきが。大嫌い、嘘つき。嘘つき嫌いじゃないですか。
【杉田】 嘘つき好きな人いるの? 優しい嘘だったら。
【向井】 それ何でしたっけ? 何かありましたね、そんな歌。優しい嘘とか何かありましたよね、まあ、いいや。大丈夫、杉田さんはここから50年生きるよみたいな、そういう優しい嘘みたいな。
【杉田】 生きたくないもん、50年も。
【向井】 生きてくださいよ。
【杉田】 60歳ぐらいで何とか幕を閉じたい。
【向井】 絶対60歳になったときにまた生きたがりますけどね。
【杉田】 でも、うちの両親今年60なんですよ。
【向井】 若くないですか。
【杉田】 いやいや、だって27ぐらいのときに俺を生んでるから、俺長男だからね。まあまあ、27だったらそのくらいかなっていう感じじゃないですか。で、60なんですよ。60ってね、俺もうちょっとおじいちゃんおばあちゃんだと思ってた。
【向井】 そうそうそう、分かります。
【杉田】 もし、20年とか、25年とか、ちっちゃいときのおじいちゃんおばあちゃん。確かに60歳でおじいちゃんおばあちゃんだったかもしれないけど、今の60歳って若い。俺の思ってた中の……。
【向井】 若いし。それだったら僕らが小学生ぐらいのときの30歳って、すごいジジイババアと思ってましたけど、全然そんなことない。
【杉田】 だって、俺20歳で結婚してるもんだと思ってたもん、普通に。20歳ってそういうもんだと思ってた。だから、60は確かに若いなって思う。
【向井】 だってうちの父親62〜63ですけど、髪の毛白髪ないですもんね。ないっていうのは言い過ぎですよ。だけど基本は黒です。
【杉田】 そうでしょ? だから、俺の感覚の中の50代前半それぐらいなわけ。
【向井】 そうそうそう、分かります、分かります。
【杉田】 まだね、まだ働いてるし、普通に。腰曲がってないの? みたいな。
【向井】 分かる分かる。話戻しましょう。実感を持って話せっていう話ですね、体験してみたいな。どこからこの話になったんですか。
【杉田】 何で?
【向井】 分かんないです。そうそう、嘘つきが多いっていう話ですよ。
【杉田】 嘘つき嫌いですね。
【向井】 そう、嘘つきは嫌いです。でも、優しい嘘です、優しい嘘から来た。
【杉田】 楽しい嘘はいいよ。
【向井】 いやいや、よくないです。だから、何かこう詐話みたいな話ですよ、詐欺の詐に話みたいな、僕からすれば、What toだけいう人って。代理店みたいなもんですよね、代理店が嘘つきみたいな意味になっちゃうんですけど、そういう言うと。
【杉田】 そういう会があったね。もう今さら修正できない。
【向井】 確かにありましたね、確かに修正できないです、消すつもりも一切ないし。だって、代理店の話で言うと、What toみんな分かってるわけでしょ、担当者さん。だからHow toはあとはもう投げればいいじゃないですか、制作会社にでも、と思うんですけど、僕は。だから、何でしょうね、代理店に任せるとかそんな話は置いておいて、本当に嘘つきだと思います。数字で語れよと思うんですよ。だから、What toしか知らない人って、例えばDMを出すっていうのもいくらかかるかとか知らないんですよ。それだし、それにプラスオンDM製作費を乗せた場合のクライアントの負担というのも分かってないんですよ。その心理負担とかも。だから気軽に言えちゃうんですよ。それにプレッシャー半端ないですからね、こっちからすれば。
【杉田】 そこは当事者しか分からないと思うけど。
【向井】 当事者しか分かんないですし、メールマーケティングは、僕何回か言ってますし、成功事例としても出してますけども、メールの配信がタダなので大したあれはないんですけど、予算としてはね。ただ、DMとかになってくると結構プレッシャーは半端ないですね。
【杉田】 コストかけるからね。
【向井】 自信はありますよ、数字としては出してるんで。だけど、毎回嫌な気持ちになります。毎回嫌な気持ちって言ったらちょっとあれかもしれないですけど、毎回……。
【杉田】 もしかしたら、みたいな。
【向井】 そうそうそう、あれ、申し込みないなみたいな、こけたな、ヤバい。
【杉田】 出して今日届いてるはずだよな。あれ? 昼すぎたけどみたいな。あるよね。
【向井】 っていうのを経験してないんですよね、What toしか語れないやつって。大体そういうやつってお金の話ししないんです。っていうか内輪だけの話ししてるとか。さっき言ったように企画みたいな。だから詰めないし、当たり障りのない話ししかしないんですよ。大嫌いです。嘘でしょ、そんなの、現実としては。じゃあ、おまえの分、取り分いらんの? みたいな話ですよね。どんだけうまくいったとしてもみたいな。
【杉田】 ちょっと、多分違うアプローチだけども、何か浅いなっていうのはすごく思うことがあって、よくあるのが、例えば、今Facebook広告がはやってますとか、メールマーケティングがいいらしいよとかって、なぜって考えないじゃないですか。らしいっていうのを知って、言われたから、はやってるからこれいいよっていう人って意外と多い。だから、合ってるか合ってないかは分かんないけど、なぜFacebook広告ってはやってて効果が出ているかって考えない人、すごく多いでしょ? で、考えたうえで、例えば、今Facebook広告はやってて、でも今向井くんがやろうとしていることにはちょっと合わないかもしれないけど、でも、こういうふうに書いたらFacebook使えるよ、みたいな話だったらまだ分かるわけじゃないですか、はいはいはいって。あなたはそういうふうにこれを活用できると思って言ってくれてるのね? っていうのが分かるわけじゃないですか。そしたら向井くん的にも、いや、でもそれ言った場合って、俺はこういうふうに活用できると思うんだけどっていうパターンはあると思うんだけど、でも、単純にポーンってボール投げられただけだったら分からないじゃないですか。
【向井】 いるいる、どこか、誰かが言ってなるほどと思ったのが、これどん詰まりの言葉だなと思ったのが、マジでアホな営業マンって、誰かがつくってくれた企画書をそのまま持って行って、こうやって見せることしかできないんです。本当ね、アホ。アホっていうか、えーっ? みたいな、どういう人生を生きてきたのかな? って僕は思うんですけど、そういう人には。
【杉田】 分かる、分かる。
【向井】 本当に聞きたい。どういう人生を歩んできたらそんなことしかできないの? みたいな。だって、えーっ? パワポ、えーっ? パワポつくったことないの? みたいな。
【杉田】 しかも、今っていろんな情報があるから、だからいろいろ読んじゃうじゃないですか、変な話。だから、素でその企画書だけ送られてきたほうが、自分の中でいろいろ変換できて、こういうふうにこうだなと思えちゃうけど、その人の●(11:19)見ちゃって、あ、こいつ言わされてるんだって思った瞬間に、自分の中のイマジネーションなくなるわけじゃないですか。もしかしたら、これって、俺のこういうところのために、これ送ってきてくれたの? みたいのも全て失いつつ、そいつが読んでるのを聞いて、へーって思いながら。
【向井】 分かる。何か採用の話を手伝ったことがあって、そのときのいろいろ聞いたんですよ、話。そしたら、これ、でも、多分予想外の質問だったんでしょうね。通りいっぺんの回答しか得られないみたいな。他社さんとの違いってどこなんですかみたいな、も答えられないんですよ。リクナビ、マイナビ、いろいろあるじゃないですか。で、属性はこうみたいな、そのスライドに載ってるものしか伝えられない。そういうのはもういいんです、もっと違うんじゃないの?、みたいな。よくリクナビは上場企業に強いとか、マイナビは中小企業に強いとか、あるかもしれないじゃないですか。それは、リストをつくる側のメンバーの話ですよね。だけど、そこら辺は全然共有されてないのか知らないけど、お客さんが本当に求めている情報を提供してくれずみたいな。だからこっちからしたら、えー? みたいな。もし仮にそうだったとしても、営業マンである彼がそう言ってくれないから信頼できないんですよね。
【杉田】 そうだよね。
【向井】 だから、本当不勉強というか何て言うんですかね。
【杉田】 若干ずれるかもしれないけど、イベントとかでもわりとあるんだけど、おまえそれやるなら看板のほうがましっていうパターンがある。
【向井】 分かる、分かる、自分がやることの意義をちゃんと考えてない。これ別に若いやつだけじゃなくて、おっさんでもそうですよね。おまえいらねえじゃんみたいな。
【杉田】 そうそうそう。単純にスタンプ押してくれるロボのほうが優秀よ、みたいな人はいるわけじゃないですか。おまえのチェックザラじゃん、みたいな。
【向井】 いらないじゃないですか。おまえ転送してるだけじゃんみたいな、メール転送してるだけみたいな、早く消えてくれっていう話です。
【杉田】 そうそう。だから、それは別にいいんだよ、そういうふうに自分の人生を決めたならいいけど、それでいいの? って俺は思っちゃうから。
【向井】 僕もそう思います。激詰めにしたいですもん、激詰め。
【杉田】 それは分かんない、好みの問題だからね、生き方の問題になってくる。
【向井】 僕は詰めますよね、大体。
【杉田】 でも、それではたしていいのかな? と思う。
【向井】 すごい聞きたいです、おっさんたちに。どうしたらいいんですか? 何でこんな感じでやってるんですか? この中途半端なやり方で、みたいな。
【杉田】 でも多分、もし仮にそれで、やっぱり違う、俺ももうちょっとちゃんと自己を出して、こういう人にちゃんと貢献したい、と思うと大体3カ月から半年間はイタイ人になるんだよ、空回ってイタイ人になる。イタイ人になるんだけどいいと思う。別にそれはいいと思うんですけど、でも絶対イタイ人になる、板についていれば、その感じが。それは仕方ないから、そう思ったから頑張ってほしいなと思うけれど、100%イタイ人になるからね、最初、慣れないうちは。
【向井】 分かります、分かりますよ、すごいよく分かります。それを生温かく見守ってほしいですよね、周りの人からね。
【杉田】 今までそういう、流されるふうにしちゃったツケが、やっぱりそのイタさっていうところに出てくるから、イタイ人って、え? どうしたの? ってなるけどさ。でも仕方ないと思うけど。でもいいと思うんだよね。俺の趣味でいえば。
【向井】 僕もそれは全然、悪くはないと思いますけどね。だから、実感。実感っていう意味でいうと、そういう人は自分で実感を得ようと努力しようとするわけだから。
【杉田】 そうそう。だから、前の回でも言ったけど、同じ体験してても、流されてやってる人と、いろいろ考えるじゃないけど、実感をもってユーザー体験をしてる人って、やっぱり受け取り方が違うから。あるじゃないですか、やっぱりこだわり持ったりとかしてると、ここムカつくわとか、ここそうじゃないんだよみたいのとか、ここめっちゃ最高だなとか、ある程度の引き出しだったり情報だったりとか思いみたいなのがないと、ないじゃないですか、それって、別に。安いか高いかだけの話になっちゃうから、それだとやっぱりよくないよね。だから、ユーザー体験だけじゃなくて、やっぱりそういう実感を持つためには、そういうふうにいろいろ考えないといけないなと思うよね。
【向井】 I really think so.
【杉田】 英語はやってるんですか?
【向井】 いや、はやってないです。もう1個言いたいことがあった気がするんだけど、忘れちゃいましたね。でも、とりあえずフワフワするなっていう話ですよ。これ動画で見てる人はよく分かると思うんですけど、1本録りなんですよね、服一緒だからね、何回も録ってると思うんですけど、何回も一気に録ってる一気録りなんですよ。で、最初に話したとおりなんですけど、フワフワっていうか、自分をどこに置くかっていう話ですよね。そのフワフワしてる人たちといると、マジフワフワしたままで終わりますから。当たり前の話ですけどね。
【杉田】 当たり前の話ですよ。
【向井】 そういうのはよくないよっていう話です。
【杉田】 だってフワフワしてるんだから楽だもん。フワフワしてるところにいたらね。
【向井】 確かにね。フワフワして企画会議って言って 何かワーワー楽しんでみたいな。何も身にならない。つまんない人生だな。僕、そういうのやりがいないんですけどね。
【杉田】 いや、でもやっぱり多数派になりたくない? 人間って。俺もそうだけど。結局7割ぐらいが自分の意志を持って目標を達成するために頑張ってる人たちだったら、自分もそうならなきゃって思うし、そうじゃないんだったら、そこを突破できるほどのモチベーションを俺は持ち合わせてないからさ、いろんなことに対してね。
【向井】 そうですけどね。僕、でも制作物をつくるとすごい今日仕事したなと思うんですけどね。
【杉田】 それは分かるよ。俺、めっちゃいろいろつくってるもん。
【向井】 でしよ? ああ、今日はもう終わり、いいやみたいな。
【杉田】 1個ね、満足できるものつくり上げられたら。
【向井】 でも、企画会議とか打ち合わせって、労力と体力と精神力だけ使って何も上がらないじゃないですか、ものとしては。
【杉田】 はい。
【向井】 ただの、でき上がるのは議事録みたいな。
【杉田】 俺の知り合いの、わりとそこそこいい企業に勤めてる人とかに言わせると、まずアジェンダのない会議は会議じゃないっていう。
【向井】 そうですね、おっしゃるとおりです。そうそう、やらなくていいんですよ、そんなの。メールでいいし。
【杉田】 あとは、決めるべきことが明確じゃない会議も会議じゃないっていうから。アジェンダがあって、優先順位順があって、このアジェンダではこれを決める、このアジェンダではこれを決める、このアジェンダではこれを決めるっていうのがちゃんとできていないと会議じゃないって言うも。
【向井】 絶対そう、絶対そうです。
【杉田】 そんなのSkypeで話しておけよ、みたいな話になっちゃうから。
【向井】 それだしメールで終わりますもん、見ておいてね、みたいな。
【杉田】 そうそう、ってなる。やっぱり定義が多分違うんだと思う。それは会議じゃないよ、それダベってるだけだからねっていう話だからね。
【向井】 そんなんでいいんですかっていう話ですよね。っていうところでした。今日もありがとうございました。
【杉田】 ありがとうございます。

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