Podcast第048回目「企画力?何それ食えるの?」

今回のテーマは
「企画力?何それ食えるの?」
企画だけでは殆どの人は食えません。
事実、企画の打合せと言っても、
ほとんどそれが実際に形になることはありません。
絶対に無駄な作業なのでやめましょう。
それ以上に取り組むべきはこれです。
・企画だけではだめな理由とは?
・企画を成功させるためにするべきこととは?


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【杉田】 こんにちは、杉田です。
【向井】 こんにちは、向井です。コンテンツマーケティング集客のツボ、ポッドキャスト始まります。今回は、つくれないと終わり。企画なんて大学生でもできるっていう話です。もうネタで終わってますけど、タイトルでほぼ完結してますけど、結構マーケティングというか集客できるっていうことを言ってると、企画の持ち込みじゃないですけど、こういう商品があるんだよねとか言われるわけですよ。はあ、へー、いいですね、その商品みたいな、って思うんですけど、代理店やらない? とか、代理販売しようと思ってるんだけどみたいな、っていうことを言う人いるんですけど、そういう人に対して僕すごく聞くのは、え? いくら出せるんですか? みたいな。で、そういうこと聞くと、え? お金用意しなきゃいけないの? みたいなことを言う人結構いるんです。っていうか、ほぼ95パーセントぐらい。で、もう1個面白いなと思うのは、まあ、それは置いておきましょうか。そういうのが、僕が一緒にお仕事をさせていただく条件っていうことにもつながってくるんですけど、その条件に関してあとに置くとして。さっきも話したとおり、マーケティングとか集客っていうのをなめてますよね、マジで。
【杉田】 前々回ぐらいね。
【向井】 ですよね。だから、アイデアとかアホでもできるんですよ、大学生でも。だって、これ本当リアルな話、ガチな話で事実あったことなんですけど、インターンって分かります? 大学生が企業に入ってみたいな、就業経験みたいな。僕それが始まった2年目ぐらいのときに関西電力にインターンに行ったんですよ。そのときの一緒に行ったメンバーのうちの1人が、猫かな? 犬かな? 飼ってる人で、すごいペットラブだったんですよ。その彼が、ペットの安否確認のサービスやったらいいんじゃないんですか? みたいなことを関電に提案してたんですよ。よくインターンで2週間ぐらいいて、その1番最後のときに何か成果発表的な意味でやりましょうよって言うんですよ。で、それで実際に彼がそれをやったんですよね、いいんじゃないですか? こういうの、みたいな。で、それは、そのときはそのときで面白いねで終わったんですけど、最近、まあ2年前ぐらいに関西電力がそのペットの安否確認のサービスを始めた。
【杉田】 最近ちょいちょいあるよね、アプリとかで。
【向井】 ですよね。だから彼は先進的だったんだっていうのを思って。ただし彼はそれをつくれなかったんですよ、企画でしかできなかった。逆に言うと、大企業も取り入れるような企画はできたんですけど、そのアプリというか仕組み、具体的に手を動かしてつくるところですよね。彼は大学生だから金なんか出せなかったじゃないですか。だから誰かにつくらせることもできず、自分でつくることもできず、そういうアイデアは、パクったとは言わないですよ。でも2〜3年たって大企業が取り入れるレベルのことを実は彼は提案してたんです。で、もう彼にはお金は一銭も入ってこない、これは。だからすごい思うんです、大人っていうか社会人になっても、いません? 企画屋さんみたいな。
【杉田】 いるいるいるいる。まあ、俺も企画してるからね。
【向井】 いや、企画はしてもいいんですよ。だけど、その企画をするうえで次必要なのって、お金を出して誰かにやらせるか、もしくは自分がつくるかのいずれかだと思うんですよね。
【杉田】 あと、お金出してもらう人を探すかね。
【向井】 そうそうそう、その3つかだと思うんですよ。だから特にマーケティングとか勉強した人って、要は中学生が初めて英語を習いましたみたいな感じですぐ使いたがるじゃないですか。
【杉田】 うん、かわいいね。
【向井】 そうでしょ? かわいいでしょ? たがらそれと一緒で、学んですぐ使いたがるの全然いいんですけど、じゃあ、いざどうするかみたいな。だからWhat toは知ってるんですよ、何をすべきかみたいな。リスト、オファー、クリエイティブみたいな、は知ってるんだけど、じゃあ、そのリストを集める方法も知らず、How toを知らないんですね。How toを知らないんでリスト集められない、オファーもつくれない、クリエイティブもつくれないみたいな。で、お金を出す気はないみたいな。もう止めてしまえよ、本当に。
【杉田】 キッズだからね、いわゆる、いわゆるキッズ。
【向井】 キッズね、確かに。いいおっさんですよ、でも言ってくるのは。金出せよと思いますよ、本当。お金出してくれたらやるよっていう話ですよ。
【杉田】 でも、分かんないけど、俺が習ってきたというか企業的な話でいうと、企画ってどうお金を引っ張ってくるかまでが企画だから。
【向井】 そう、そう、そうなんですよ。そこまでやれるんだったらいいんですよ。
【杉田】 アイデアありきで、このアイデアはこういう市場があってこうがあって、こういうふうにお金を引っ張ってこれるとか、こういう3段でお金をつくりましょうっていうのまで含めて企画だから。
【向井】 そうそうそう、だから結局半分ぐらい営業なんですよ。半分っていうか8割、9割は営業なんですよ。企画の仕事なんて、言ったら変な話ですけど、多分みんな考えてるんですよ、と思いません?
【杉田】 だって公募したほうが早いもん、それだけだったら、マジで。
【向井】 確かに確かに。だからそんな別に大したことじゃなくて、それをかたちにしていく、特に杉田さんのおっしゃる部分っていうのはお金引っ張ってくる。
【杉田】 そう、だからシステムだよ、お金がちゃんと入ってくるシステムをつくるのが企画だと思うから。
【向井】 そうそうそう。だからそこは多分、ごめんなさい、前提がちょっと違うからかもしれないですけど、そこをできないのに企画屋を名乗ってるやつがいてすごいイラっとする。
【杉田】 ただのアイデアマンだから、それは。アイデアマンと企画は違うから。
【向井】 アイデアマン、そう、アイデアマン。アイデアマンなんて本当サルでもできるんですよ、マジで。さっきおっしゃってた中学生でも一緒なんです。
【杉田】 一緒一緒一緒。中学生のほうがいいアイデア出すよ、マジで、本当に、絶対そう。
【向井】 そりゃあ、恐らく現場知ってるからでしょ、分かる、分かる。
【杉田】 絶対そう。だから女子高生のほうが絶対出すよ。
【向井】 そうそうそう。だからいいおっさんが、俺企画屋やからみたいなことやってますけど、マジでそれ、東京カレンダーを見て港区おじさんどうやー、みたいな。
【杉田】 それでもすごい思う。だから、そこは、本当思う。おまえはおっさんなら、その案でちゃんとお金をつくるシステムをつくるのが、ちゃんとした大人だから。子どもとか女子高生が本当にほしいような、夢のようなアイテムが安価で手に入るような仕組みをつくるとか、そこだから、仕事の部分って。こっちはもちろん楽しいけど、楽しいし……。
【向井】 楽しいですか? それ。
【杉田】 アイデアは楽しいよ。だから例えば向井くんが、例えば斎藤千和に会いたいじゃないですか。それはアイデアの部分でしょ? 斎藤千和ってすごい素晴らしいからこういうのにめっちゃ合うんじゃないかみたいなところは、それはアイデアね。
【向井】 ちなみにこれは声優さんです。
【杉田】 斎藤千和ちゃんっていう声優さんがいるんですけど、それをどうお金というシステムに持って行って、みんなが楽しめる、僕も楽しめるうえで、ちゃんとビジネスとして成立させるのが仕事じゃないですか。これが趣味だから、この部分って。
【向井】 分かる分かる。だから僕は多分こっちが楽しみだと思うんです。金を生むっていうか、集客ができるっていうのがやっぱり生きがいなんですよ、僕は。
【杉田】 そこに楽しみを持ってるのはすごいいいことだと思う。
【向井】 だからこっちの企画会議なんて、変な話ですけどどうでもいいんですよ。どうせ集客する人間が手を突っ込んで変えるんだからって思ってるんですよ。
【杉田】 結局何でもいいと思う。
【向井】 そう。だってもう企画を聞いた段階で、これ無理ですみたいの思いますもん。だから結局、じゃあ、これに手突っ込まさせてもらえるんだったらいいですよみたいな受け方にもなりますし、ガラって変わるとか。僕の言うことを聞けとまでは言わないんですけど、意見を聞いてもらって、じゃないと絶対無理です。それか、もう1つさっき言ってた条件としてあるのが、実際の参加したお客さんの声3人、顔を出して集められないんだったらやめろっていう話ですよ。
【杉田】 おまえのビジネス別にどう、インパクト与えてないから。
【向井】 そう、与えてないからみたいな。顔出しで3人集められないんだったら、それはお客さんが満足してないっていうことですから。そんな商品は売らないほうがマシ。まいばすけっと時給1,500円とからしいですからね、あれ。そっちのほうがよっぽどいいですよ。8時間働いて12,000円か。
【杉田】 素晴らしいな、それは。だって自分の会社は安く安く売って時給は高くしてるっていう、素晴らしいですね。
【向井】 だからよっぽどそっちのほうがマシですよ、社会的にも。
【杉田】 俺、多分向井くんとちょっとだけアプローチが違って、立場上もあると思うんだよね。コンサルとかをしてる場合って、この人ある程度趣味というか、大体個人の人だったりとかって関わってると、結局やっぱり趣味の延長でやってることが多いよ。何々が好きでそれが仕事になってますとかっていう人がやっぱりすごく多いから、ってなると、この人のこれは、こういうふうにお金に変えられるんだとかっていうところを思うところが、面白いというかあるんだよね。
【向井】 だからターゲットが違うという感じですね。
【杉田】 うん、それは多分違う。企業とかになってくるとまたちょっと話は変わってくるから。だから、それはそれでいろいろあるとは思うんだけど、でもやっぱり、結局はそこだと思うんだよね。
【向井】 でも結局、だからどっちかなんですよ、金か時間か。いずれかをかけないと、うまくいくものもいきませんっていう話ですよ。
【杉田】 そうそうそう、どっちかだと思う。本当にどっちかだと思う。金をかけずに時間もかけないっていうのは無理な話。
【向井】 マジで意味が分からん。そんなやつがマーケティングを名乗ってるんですからね。
【杉田】 だったら全員やってるから、お金かけないで時間もかからない。
【向井】 いや、僕も知ってるんですよ、お金をかけずに集客できる方法。でもその分はコミットさせますから。例えばジョイントベンチャーって、例えば化粧品売りたいってなったときに、でもジョイントベンチャー、お金かけられないってなったら、もうひたすらPPCで上から順番に電話しろみたいな、クリックして。こういう商品があるんですけど一緒に入れさせてもらえませんかとか、っていう話ですよ。
【杉田】 それ、だから時間っていうところと違ってくるけど、信頼っていうかラポールじゃないけど、のやつはあるじゃないですか。もうお金使わない、時間使わないんだったら、とりあえずめっちゃ仲いい友達に頼むみたいな、それは信頼関係ができてるからだし、絶対にお金もかかんないし時間もかかんないっていうのは。例えば死にそうになってる人にはもう完全なる信頼関係じゃないですか、助けられるとかは。その信頼じゃないけど、つながりの強さみたいなところをつくるっていうのはもちろんあるよね、方法としてはね。とかじゃないと無理。何か適当に何となく楽に、それもカロリー使うじゃないですか。体力とかカロリーとか、例えば心を削る作業じゃないですか、強くつながることって。とかは絶対必要なんだよね、どれかは。
【向井】 机の上で打ち合わせだけしてて、この企画面白いですねって言ってるやつがすごい嫌いなんですよ。
【杉田】 ペラって出してね。
【向井】 そうそう、やれよ、おまえみたいな。
【杉田】 当たる可能性はあるんだよ、それって。運悪く当たっちゃう場合ってあって。
【向井】 分かりますけど、でも大体うまくいかないんですよ。
【杉田】 再現性がないから、その。だから宝くじで1等当たりましたのと近くて、たまに当たることはもちろんあるんだけど再現性がないから。それと同じことやって次も同じアベレージ出せるかっていうと、それは間違いなくないわけじゃないですか。
【向井】 パチンコ行ったほうがいいっていう話ですよ。
【杉田】 どんどんパチンコ行くね。
【向井】 バカにしてるんでね。運しかないでしょ? パチンコって、よく知らないですけど。いや違うわ、言ってた、前、マキくんが。
【杉田】 マキくんの話は知らないけど。
【向井】 彼の友達がパチプロみたいな。で、パチプロの場合はどうやって儲けてるかっていったらバイトを雇うみたいな、まずバイトを雇います。で、出ない人のところに、後ろにずっとひたすら立たせるんですって。で、出ない人が諦めたらその席にスッと入って、あと打ちます。そしたら出るみたいな。何だ、そのビジネスみたいな。
【杉田】 でもギャンブルも、パチンコも趣味っていうところ置いておいて、プロっていうところで稼げてる人は絶対哲学がある。
【向井】 それもあるし、もらってますよ。
【杉田】 もちろん、もちろん。だし、何かものすごい膨大な時間をかけてたりとか、データ収集とかが正しいかどうかは分かんないけど、分かんないけど時間かけてるから、マジで、多分普通に働くよりつらいから、あの人たちは。
【向井】 そうそうそう、マキくんの友達はそうだったらしいです。学生時代に研究して、出禁食らったらしいですよ、いろんなパチンコ屋から。
【杉田】 でも多分パチンコ屋さんも、結局やっぱり企業だから、ある程度意図が存在してるわけでしょ? コントロールして個人に出す、出さないはしないにしても、例えば1日の収支とか1カ月の合計の収支とか、年間で見て収支としては絶対に赤字出さないようにしてるわけじゃない、確実にね、絶対にそうじゃないですか。ってことは、意図が働いてるっていうことは、絶対クセがあるから、例えばこの日は絶対出す日だとか、この日は絶対出ないとか、何かそういうの絶対に決まり事じゃないけどあるわけじゃないですか。あと、その店長のクセとか絶対あるわけで、そこら辺研究すればいけるわけだと思うよ、多分。でも死ぬほど苦労してるはず、ものすごい大変だよ、それ。
【向井】 こういう話も別のところで話ししましたけど、結局天才、才能は努力でしのげるっていう話ですよ。
【杉田】 そうそうそう。でも絶対会社員するより大変だと思う、俺は。
【向井】 だから結局好きじゃないとできないっていう話なんですよ。好きを仕事にするっていうのは、楽な仕事とかじゃないからね。
【杉田】 そうそう。好きが違うんだよね。
【向井】 しんどいからね。毎日ラーメン300杯食べてるやついるんでしょ? 600でしたっけ?
【杉田】 石神さんとかね。
【向井】 頭おかしいですよね。
【杉田】 絶対に飽きてるし体もメンテナンスてるし、でも食ってるって。もう本当に苦行だと思うんだけど、でも、それでも極めるような。
【向井】 腎臓がやばいと思うんですよ、マジで。
【杉田】 そう、頑張れるかどうかだと思うんで。
【向井】 塩分、塩分、塩分。
【杉田】 好きを楽と勘違いしてる人がすごい多いから。
【向井】 1番楽なのはあれですよ、警備員のおっちゃんとかですよ。僕は無理でした。
【杉田】 いや、そうね、体的に楽かっていうとあるかもしれないけど、俺も無理。
【向井】 そう、だから、僕みたいな仕事は頭使うのが嫌な人からしたら絶対無理なんですよ。
【杉田】 俺も無理。俺もすごい暇なのは嫌なんだよ。
【向井】 だから警備員のバイト1日だけやったことありますけど、もう意味を感じてしまいましたもん。これはね、マラソン走るときでもすごい思うんですけど、開始15分ぐらいでしんどくなってきて、何で1万円ぐらいも払って走ってるんだろうみたいな。
【杉田】 そうね、金払って苦しいことしてるんだからね。
【向井】 だけど、だんだん気持ちよくなってくるんですよね。でも30キロ越えちゃうと、ここから消化試合だなみたいな。景色もあんまり変わらないんですよ、そこら辺になると。そんな話置いておいて、何の話でしたっけ。
【杉田】 そういう話ね。
【向井】 そういう話ですね。あれ? テーマ何でしたっけ? これ。
【杉田】 テーマ忘れたんですか。
【向井】 テーマ忘れましたね。つくれないぞっていう話です。結構逸れたな。
【杉田】 アイデアだけじゃ駄目だよっていう話。
【向井】 そう、アイデアだけじゃ駄目だっていう話。アイデアはいいんですよ、外枠みたいなもの。それを埋める努力をしろっていう話ですね。
【杉田】 そうそうそう。
【向井】 金か時間か。
【杉田】 そう、それをちゃんと現実に下ろすまでが企画だから。
【向井】 ですし、仕事です。
【杉田】 で、アイデアでいったら小学生に絶対に勝てないから、アイデアでいうと。
【向井】 ドラえもんは超えられないですもんね。日本人のアドバンテージだと思うんですけどね。
【杉田】 アニメっていうものがあるからね。
【向井】 ドラえもんの世界を実現しようと思ったら、いつの間にか近未来ですよね。
【杉田】 アトムとかね。だってあそこでいうともう叶ってるわけだから、そろそろ。
【向井】 確かに、そうそう。あとそれをいかに、What toは分かってると、How toだけですっていう話でした。こんな感じで大丈夫ですかね。ありがとうございました。
【杉田】 ありがとうございます。

 
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