Podcast第044回目「なぜニッチに絞るべきか?」

今回のテーマは
「なぜニッチに絞るべきか?」
元々「ニッチに絞ったほうがよい」と言うのは、
マーケティングを少しでもかじったことのある人なら、
一度は聞いたことがあると思います。
でも、最近はそれを実感を持って思います。
なぜなら、とある経験をしたからです…。
・ニッチに絞ったほうがよい理由とは?
・ニッチに絞るためにするべきこととは?


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【向井】 こんにちは、向井です。
【杉田】 こんにちは、杉田です。
【向井】 コンテンツマーケティング集客のツボ、ポッドキャスト始まります。今回は、たった1つのことに特化せよっていう話です。これもそのとおりなんですけど、例えば、僕、杉田さんのことはセミナーの運営とか、セミナーっていうか舞台の進行と、あと動画の人って思ってるんですよ。で、僕は自分で自分のことをセミナーの集客の人と思ってるんですよね。そういう、私はこれですみたいなのを相手に、見込み客とかですね、専門性っていうふうに認識させないと意味がないというか、例えば、いっぱいいろんな知り合いがいますみたいなのがあったとしても白羽の矢が立たないと思うんですよね。と思いません?
【杉田】 分かる。
【向井】 結構、専門性というか、みんな結構ホワッとしてると思うんですよ、営業できますみたいな。でも、営業っていってもいろいろありますよね、保険の営業なのか、保険の営業の中でも法人なのか個人なのかみたいな。ほかにも販売、いろいろありますよね、販売っていっても。そういう感じでざっくりやり過ぎてる気がするんですよね。僕も依頼する立場になるんで、すごい思うのが、この人これができます、みたいなのじゃないと声かけようがないんですよね。
【杉田】 そうだろうね。●(02:08)ジャンル以外は、例えば飛び込み営業めっちゃ得意ですなのか、その業界にコネあります系の営業なのかなんかでも違うじゃないですか。この企業全く知らないんだけど、絶対このイベントに呼びたいんだけど、みたいなのだったら飛び込み営業が得意な人にも声かけるし、コネクションあるかっていうのも聞くし。それはそうだよね。
【向井】 何かすごい雑にやってる気がするんですよね、みんな。極端にいうとネジの会社です、みたいな。
【杉田】 ネジもいろいろあるから。
【向井】 そうそう。だからそことしては何か、例えばマーケティングのあれやってますみたいな。例えばですけど、僕が分かる範囲でいうと、コピーライターですみたいな、セールスライターですでもいいんですけど、っていう人、最近増えてきたんですよ。で、何の専門なんですか? って頼む側からしたら思うんですよ。けど、いや、みたいな、パッと答えられない。僕がよくも悪くもセミナーの集客会社にいたんで、セミナーの集客しかないなと思ったから。で、今さら通販とかで化粧品とかやろうとは思わないのであれなんですけど、完全プロダクトアウトのほう、プロダクトから入った人って、そういう傾向がすごい多い気がします。ライティングができますみたいな。ライティングができるのはいいけど。
【杉田】 でも、よく言うのは、やっぱり怖いっていうのは言うよね、ターゲットを絞るっていうのは。絶対数が減るから。
【向井】 だけど、別に1人で食っていくぐらいじゃ全然問題ないと思うんです。
【杉田】 そりゃそうだと思うよ。
【向井】 例えば化粧品とかでも、乾燥肌にみたいな。杉田さん、乾燥肌ですか?
【杉田】 タイミングによるね。
【向井】 本当ですか。僕はすごい乾燥肌なんですよ。さかむけとかでも、夏場でも消えない。
【杉田】 大変だね。
【向井】 結構つらいんですよ、恥ずかしいし、人に手を見せるのが。絶対手のひらしか見せないんですよ。これは乾燥肌の人しか分かんないと思うんですけど。
【杉田】 俺は分かんないな。
【向井】 そう、だけど、乾燥肌の化粧品専門のコピーライトとかだったら多分。マーケットが何だかんだ言ってもそれでも結構デカいんですよ。
【杉田】 そうだね。しかもその欲が深いところだから、そっちって。
【向井】 そう、あとはいぼ痔の薬専門みたいな。
【杉田】 そういうの絶対あるよ。
【向井】 でしょ?
【杉田】 だってライティング難しいもん。直接的過ぎるとよくないし。
【向井】 書けないみたいな。
【杉田】 それはもう専門性必要だと思うもん。
【向井】 だと思うんですけどね。
【杉田】 でも、1人というか1家族を養っていくぐらいだったら全然余裕、そのぐらいだったら。
【向井】 と思うんですけどね。
【杉田】 会社単位でいったらよく分かんないけど。
【向井】 会社単位でいうと、そういう人をいっぱい雇ってる。
【杉田】 いろんなジャンルの人をね。
【向井】 そう、AKBみたいにいろんな子をグーって育てていくことによって、最終的には、全体ではもうかるみたいな。
【杉田】 その医療系っていっていぼ痔と。
【向井】 乾燥肌と。
【杉田】 たくさんあるよ、そういうのは。薄毛とか、そっちも●(05:42)だったら肥満とかそういうのもあるし。
【向井】 女性の薄毛とか。
【杉田】 あるある。
【向井】 女性の薄毛は、僕、本当に気の毒だと思いますけどね。
【杉田】 いや、本当にそうだと思うね。
【向井】 誰にも相談できなさそうですもんね。
【杉田】 しかも、ガンで抜けちゃってとかじゃないのにね。
【向井】 そうそう。男性のハゲは別にハゲじゃないですか。女性の薄毛は確かにかわいそうだと思いますよ。
【杉田】 そう、ネタにもならないしね。
【向井】 確かに。そういう感じで、だから、別にニッチに絞るっていうか、いいと思うんですよね。
【杉田】 俺もいいと思うし、もし業界絞るのが怖いっていうのって、俺は結構そうなんだけど、結局いろいろやってるんだけど、相手によって違うんですよ。向井くんにとっては、向井くんっていうか、例えば前職の会社の人たちにとってはこういう人。で、イベント会社の、例えばAイベント会社にとっては、それは例えば庶務ができてっていう人であって、Bイベント会社にとっては、俺は運営の統括ができる人。だから、その人たちにとってどういう人っていうのは一応あるのね、俺は。そのときは呼ばれる。でも、別のことに関しては、できるか、できないか、よく分かってないけど、それに対しては呼ばれるから。だから、別にそうすればいいと思うんだよね。お客さんを分ければいいだけの話で、別にいぼ痔の人たちを集めたコミュニティに対しては、いぼ痔の専門のやつやってますって言えばいいし、別にほかのところで言えば、いぼ、体とかにもできるじゃん。例えば、分かんない、顔にできちゃったら目立つところのいぼに専門ですっていう言い方も別にいいし。
【向井】 そうなんですよね。だから結局思うのは、そこに情熱があるかどうかっていう話だと思いますよ。
【杉田】 それはあるかもしれないね、ある程度はね。
【向井】 僕、だから何だかんだ言って、コンテンツっていうかセミナーで教えられることによって救われる人が絶対いると思ってるんですよ、いいコンテンツっていうのは。それが流通することによって、今の抱えてる悩みが解決する人って絶対いると思うんですよね。だから、セミナーの集客ってやっぱり楽しいなと思いますし。アドレナリンが出るなみたいな。で、もちろん参加してもらったあとのアンケート見るとやってよかったなとか思うわけですよ。
【杉田】 何かね、でも俺個人的に思うのは、情熱とか好き嫌いっていうか、やっぱり哲学は必要だなとは思っていて、別に自分が好き嫌いはどうでもよくて、何かその人なりの哲学があれば頼む側として分かりやすいっていうのはすごくあって、向井くんの哲学って、多分、ある程度話せば分ると思うんだよね。自分がセミナー集客したいと思ってて、向井さんのコンテンツを見たりとか、向井さんと実際に打ち合わせしてみたりとかして、この人自分に合わないって思う人は別に合わないでいいし、この人合うなとか、自分によくしてくれそうと思う人はいいって思うじゃない。でも、哲学ない人って気分だし、その人の今、現状置かれている状態によって感じるところは違うし、それってすぐ変わるものだから、やってる最中に、あれ? 違うみたいに思うとそれは違うし。で、実際に1回やってみて、次やってみたら違うなって思ったりとかするから、継続性もなくなっちゃうから、それはもったいないなって思う。
【向井】 すごい分かる。僕ケンカできる人がいいですよ。例えば、こういう哲学があるからセールスレターでこのメッセージはおかしいみたいな。その文言を使うっていうのは何ですか? って聞いたときに、何でって答えられる人じゃないと嫌です。何となくじゃなく、何となくじゃないんだよみたいな。
【杉田】 そうそうそう。だから特に正解がないものって、それは絶対必要だと思う。
【向井】 何かほかが言ってないからとか、他社は言ってないからとかっていうと、そうなんですか、じゃあ、他社が言えば言うんですねみたいな。哲学もクソもないんですねみたいな。
【杉田】 他社が言ってないから、他社が言うと別のラインにどんどんどんどん●(09:57)。
【向井】 ●(09:58)、へー、すごいですねみたいな。
【杉田】 今つくってる最中に言われてるかもしれないですよみたいになっちゃう、多分。
【向井】 だから、すごく思うのがそうなんですよね。
【杉田】 いや、それもでも分かる。例えばデザインとかも、やっぱり絶対に論理って必要になる、ある程度のレベルまでは、もちろん何となく格好いいなみたいなので済むんだけど、そこから上のレベルになってくると、でも次元が変わってくるとやっぱりその論理が必要で、皆さんの情熱ってこういうところがあるから、例えばここを直線だったのを曲線にしましたと。例えば、輪っていうものを表現してとか、何かそういう論理って必要だと思って、それが、●(10:38)の論理は分かるけど、僕たち的にその輪っていう表現は三角なんだよみたいに言われたら、じゃあ、三角に変えますね、みたいな話はできるけど、何となくこうみたいなので渡されると。
【向井】 死ねと思う。
【杉田】 そうそうそう、難しいじゃないですか、そうじゃないでしょ、みたいな。理解はしてくれないけど、アプローチが違ったねっていう話だったら修正はできるんだけど、理解すらしてくれてるかどうかよく分かんないっていうのを出されると、ちょっとこいつに任せられないなっていうのは出てくるから。
【向井】 および、それを見てる人はそんなに気にしないよと。
【杉田】 そうそうそう。でも、やっぱり感じるものあると思うんだよね。
【向井】 だから、逆に哲学あればそう感じますよ、変な話ですけどね。というところですね。
【杉田】 そうそうそう。だから哲学あれば、しかもちゃんと論理があるから時代によって変えていけるわけじゃない。昔の時代は、例えば三角っていうものがそれを象徴するものでしたけど、最近それが丸になってきてるんですよね、みたいな話とかで、じゃあ、ロゴを三角ベースでいってたけど、時代的に丸に変えようとか。例えば、オリンピックとかがあるから、5つのラインがっていうほうに変えていって、ここから僕たちは成長していくみたいな感じで話そうみたいなのとか、そういう話になるけど、話にならないじゃないですか。ただ、何となく格好いいからっていうので出してくる人は。
【向井】 分かる、何かね。おかげさまでそういう人との仕事は今ないんで。
【杉田】 それはいいじゃないですか、幸いじゃないですか。
【向井】 お断りですけどね。っていうこと言ってるから多分来ないかもしれないですけど。
【杉田】 でも、それはそっちのほうが幸せだと思う。
【向井】 いや、だって結構みんなアクありますよ、うまくいってる人ってね。
【杉田】 そうね、それは絶対そうだと思う。でも、いいと思うんだよ、合う、合わないをそこで切っちゃったほうが。合わない人はもう仕方ないし。
【向井】 そうそう、合わない、合わない。無理に付き合っても、恋人でも、どんなに美人でもみたいな話ですもんね。離婚しますよ、絶対。
【杉田】 それは仕方ないと思うんだよね、やっぱり。
【向井】 そんな話でした。ちょっとずれてるかもしれないですけど、一芸に秀でろっていう話ですよね、究極言うとね。一芸に秀でるためには、絶対哲学が必要っていう話です。
【杉田】 そうそうそう、自分の中の哲学必要だと思いますよ。
【向井】 何か、のんべんだらりとは一芸には絶対に秀でられないですもん。っていうことです。ありがとうございました。
【杉田】 ありがとうございます。

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