Podcast第015回目「やっぱり代理店は死ぬ」

今回のテーマは
「やっぱり代理店は死ぬ」
以前、特徴のない代理店は今後キツイんじゃないかと話しましたが、
今回はWEB広告の運用の代理店がAIに仕事を奪われるニュースが有りました。
早速ご覧ください。
・代理店がAIに仕事を奪われたケースとは?
・AIに奪われない仕事とは、〇〇です
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【向井】 では、コンテンツマーケティング集客のツボ、ポッドキャスト始まります。お願いします、向井です。
【杉田】 お願いします、杉田です。
【向井】 今回は、ちょっと前に「代理店は死ぬ」という話をしました。そのときの結論としては、世の中コモディティ化してしまってるので、他社との差別化ポイントというのが見つけづらいですよね、代理店のお仕事って、わりと。ただ、代理してるだけなんですもん。だから、そういう他と同じことしてるような人は死んでいくよ、てるみくらぶのように、そういう話をしました。で、今回それをまさに裏付けるようなニュースがあったんで、それも含めてお話ししていきたいなと思います。ちょっと読み上げる感じになってしまいますが。ランジェリーブランドのコサベラが、デジタルエージェンシー、代理店ですね。WEB広告とか運用してた代理店との契約を解消し、AIを用いたマーケティングプラットフォーム「アルバート」を使い始めた。それ以来、ROI、投資対効果は3倍以上となり、顧客基盤も30%拡大した。ECサイトを、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ドイツ、フランス、イタリア、カナダで運営してて、AIにその運用を任せたところ、まず広告の費用対効果が50パーセント改善し、広告費がなんと12パーセント削減した、特にFacebook単体については、導入から1カ月以内で費用対効果が565%上がり、3カ月目までに336%向上している。で、全体的に見れば、四半期で新規ユーザー数は30%増、購買件数は1,500件増となった。しかもあとは、やっぱり1番すごいなっていうのが、AI勝手に学んで、この人にはっていうか、そもそもこの人がよく買ってくれる客かどうかっていうことを判別するんですって。で、判別したうえで、その人に1番最適なクリエイティブを出すらしいです。クリエイティブというのは広告文とかバナーの画像とか。もう勝てないですよね?
【杉田】 勝てないだろうな。
【向井】 無理。もう、だから終わり、仕事終わり、もう終わり。
【杉田】 そうだろうね、絶対勝てないだろうね。
【向井】 絶対無理だと思いますね。だって24時間不眠不休なんですもん。で、本来は、ホームページも言われてたんですけどね、ホームページも24時間の営業マンになってくれるみたいな。
【杉田】 営業マン、セールス、コピーライティングもそうだね。
【向井】 そうですね。そんなことには現状なってないわけではありますが、何でなんでしょうね。
【杉田】 だから、看板ぐらいにしかなってないということ。
【向井】 そうです。確かかに。すごいですよね、だから100万超をかけてホームページつくるじゃないですか、みんな、100万、200万とか。
【杉田】 本当にしっかりしたやつはね。
【向井】 でもWordPressのテンプレートって1万2,000円ぐらいでちゃんとしたやつつくれるでしょ?
【杉田】 売ってる売ってる。
【向井】 謎やな。
【杉田】 だから、プラス運用とかSEOとか、いろいろ入ってるとは思うけど。
【向井】 でもSEOってSEOの会社があるぐらいだから、そんなホームページ制作会社にできるわけないと僕は思うんですけどね。
【杉田】 そうだね、多少は、ぐらいの話で。
【向井】 そう、最低限の。しかもSEOって、じゃあ運用していかないと、Googleさんも最近どんどん変えていってるんですよね。
【杉田】 無理だと思う。何か、例えば自社の名前とか、そういうのだったらもちろん上がってくるけど、例えば上げたいキーワードとかがすごく使ってるわけじゃなかったら、それはもう本当にSEO会社にガッツリお願いしないと無理だから。
【向井】 ですね。だから食べログとか価格コム、あそこがすごいのが、お店とかに更新させてるんで、その更新っていうのが大事なんですよね。
【杉田】 そうだね、頻度。
【向井】 SEO的な。でも、正直思うのが、それだけじゃ売れないと思います。何でかと言ったら、そのAIが、よく言うじゃないですか、AIが人間の仕事を奪うって。だけど、意外と奪われないと思われてる仕事があるんですよ。
【杉田】 何ですか?
【向井】 例えば、奪われる仕事っていうのは、よく銀行の査定っていうんですか、お金貸すかどうかをやる人とか、コールセンターとかも最近ワトソンとかあるじゃないですか、IBMの、ああいうので置き換えられるとか、ティーチングアシスタント、大学の教授を補佐する人みたいな人がいるんですけど、その人をAIが仮に、本当に置き換えて実験したら誰も気付かなかったんですって。一問一答みたいな感じのやつだったら全然答えてくれると。だけど、意外となくならないと言われているのが営業なんです。営業ですよ、販売じゃなくて。販売はなくなります。だって販売って、あれって自販機みたいなものですからね。
【杉田】 そうだね。
【向井】 これくださいって言ったのに対して、はいって言って答えるだけ。これいくらです、はいって言って答えるだけなんで、そんな仕事は僕はなくなると思います。
【杉田】 そうだね。
【向井】 だけど営業って、きちんとお客さんのニーズをくみ取って、感情を刺激して、買ってくださいっていうほうに言うわけじゃないですか。誰でもいいわけじゃないですよね。例えば身なりがすごい汚いとか口臭いとか。
【杉田】 口は大事だね。
【向井】 そうですね。何て言うんでしょう。あとは自信なさそうとか、あわあわしてるとか、いろいろあるじゃないですか。これはもう、何て言うんですか、機械じゃ絶対無理ですよね? と思いません?
【杉田】 うん、難しいと思う。
【向井】 だから、結局何か、よく言うじゃないですか。人間にしかできないこと、そこは僕はもうパーソナリティーだと思うんですよね。だから会社とかも、要は、何て言うんですか、無機質な会社ホームページっていっぱいあるじゃないですか。本当何のためにつくってるのかよく分かんないんですけど、あれ。最近、アメリカでマーケティングバリバリやってるところ、特DRMをバリバリやってるところ、みんな顔出してますし、最低限。1番上からお客さんの悩み、どれにお悩みですか? みたいな、クリックして飛べるようになってるんですよね。で、そこでメールアドレスとか取って、ちゃんとリードナーチャリングして、顧客教育して、で、買ってもらう。で、その間にもちろん自分でこういう人ですみたいな。HubSpotとか、これアメリカの有名なインバウンドのマーケティングシステムを提供してる会社ですけど、やっぱりその記事書いてる人の顔写真、絶対ありますもん。あとコピーブロガーとかも、これもコンテンツマーケティングの有名なところですけど、ここも絶対顔写真あるんですよ。当り前ですみたいな。だって、そこに付くんですから、人間って。自販機のファンになる人っていないですからっていう話です。だから、結論から言うと、AIに置き換えられる仕事はどんどん増えていくかもしれないですけど、最終的にはパーソナリティーですよね。僕もわりと意識はしてるつもりではあるんですけどね。
【杉田】 ロボに負けない?
【向井】 そうですね、そこじゃないです。コンテンツマーケティングとか言ってるだけのことはあるんで、別にすぐ稼げるとは言わないし、逆に努力が必要っていうことも伝えてるつもりなんですよね。だから、そのためには、頑張れっていう話じゃないですか。
【杉田】 極論ね?
【向井】 極論ね、そう。だから、そういうパーソナリティーです。いろいろやりたいこともありますけど、そういう意味で言うと、それはもちろん、週4時間働くだけで稼げるほうがいいですけど、週4時間働くという本、すごい爆発的に売れたんですって、2013年にアメリカで。その本を売るために、その著者の人は1日20時間ぐらい働いてたらしいんですけど。
【杉田】 おかしな話だよね。
【向井】 まあまあまあ。
【杉田】 そんなもんだよね。
【向井】 そんなもんです。結局やってる人はやってるっていう話ですけどね、本当。だから、僕としては別に、そういう意味で言うと、真実を伝えたいと思うんでね。裸の王様が裸って言うのが仕事だと思ってるんで、私は。そんな感じのパーソナリティーを出していきたいと思いますが、これを見てる人はご自身のパーソナリティー、あると思うんですよ、絶対、人間である限り。それは何なのか、そこのどの部分を強調すべきなのか、今一度考えていただければいいんじゃないかなと思います。今回のちょっと問いかけな感じで終わってみましたがどうですか?
【杉田】 いいんじゃないですか?
【向井】 ありがとうございます。じゃあ今回はこんな感じで、またお願いします。
【杉田】 お願いします。
【向井】 ありがとうございます。

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