Podcast第068回目「マーケティング活動に二兎はいません」

今回のテーマは
「マーケティング活動に二兎はいません」
マーケティング活動をしていると、
ついつい二兎を追っちゃいがちです。
「せっかくだし…」とかなんとか言って
でも駄目です。なぜなら…
・マーケティングに関わる人がやってしまうこととは?
・二兎を追ってはダメな理由とは?


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【向井】 こんにちは、向井です。
【杉田】 こんにちは、杉田です。
【向井】 コンテンツマーケティング集客のツボ、ポッドキャスト始まります。今日は、ゴールは1つだけにしろという話です。杉田さん、相撲をやりながらスキーをして、で、その中でホームラン打てます?
【杉田】 俺が? 俺がその競技者?
【向井】 うん、そう。
【杉田】 相撲取りであり、かつスキーヤー……。
【向井】 相撲の格好でスキーしながらホームラン打つ。
【杉田】 多分無理だけど、めちゃくちゃ楽しそうじゃない、その競技。
【向井】 楽しそうですか、めっちゃ寒いですよ。
【杉田】 裸で太った男の人がスキーをスーってしながらバット持ってるんでしょ? で、等間隔でボールが飛んできて、スキー滑りながらカーンって打つんでしょ? めっちゃ楽しそうじゃないですか、それ。
【向井】 しんどそう。見てるほうもしんどそう。
【杉田】 無理です。
【向井】 無理ですよね。でも結構みんなこういうことをやってるんですよね。でも、じゃあ、ホームランだけ打ってくださいって言われたら分かるじゃないですか、何をすればいいか。
【杉田】 分かる。
【向井】 どうするのかな、ひたすら頑張るっていう感じかもしれないですけど。
【杉田】 畳に穴をあけるんでしょ?
【向井】 そうそうそう、日本刀をフルスイングのやつです、そうそうそう。でも、そういう感じで。で、あとは相撲だけやってくださいって言われたら分かるじゃないですか。スキーだけやってくださいって言われたら分かるじゃないですか。だけど、なんかマーケティングとかだったら、みんなスケベ心出てくるんですよね。例えばこのアンケートを出して、アンケートの目的って本来顧客理解じゃないですか。だけど、いや、実はほかにこういう商品があるっていうことを知らせさせられたらいいなみたいなことっていうスケベ心が入って、どんどんアンケートの中身グチャグチャになっていく。で、1番得たかったことも書けないし、つくる側もすごい大変。これ何のためにやってるんだろうみたいな。
【杉田】 ある、ある。このアンケート書きたくないみたいな、すごい長いとか、全部記述みたいな、これ1〜5でいいだろうみたいなのとかも全部記述みたいなのはある。
【向井】 なんかトーシローほどそんな感じかなと思うんですよね、トーシローほど。
【杉田】 なるほどね。バイニンは違うと。
【向井】 そうそうそう。トーシローはそうだと思う、本当に。マイケル・マスターソンって知ってます?
【杉田】 うん。
【向井】 マイケル・マスターソンとかも言ってますもん。要は1のメッセージみたいな。1の法則だったかな? 忘れましたけど、1個しか書かなくていい、書いちゃ駄目みたいな、メールとかでも。
【杉田】 テーマは1つだっていう。
【向井】 何事においてもそうです。だってタイタニックのテーマって何ですか。
【杉田】 タイタニックのテーマ?
【向井】 愛でしょ、多分。あれにサスペンスはないでしょ。
【杉田】 ないね。
【向井】 ドキドキはしますけど、大丈夫かなみたいな。スリルとサスペンスとかじゃないでしょ。スリルとサスペンスはスリルとサスペンスのあれがあるでしょ。
【杉田】 スリルとサスペンスっていうやつがね。
【向井】 そう。あとホラーとか。あの、どこにエイリアン出てきてみたいな話ですよ。タイタニックなんかも。ごちゃ混ぜはないでしょ。ホラーはホラーだけでしょ。
【杉田】 うん、ホラーラブストーリーみたいな。
【向井】 そういう掛け合わせみたいなのはありますけど、どっちがメインかっていう話ですよね。ラブストーリーを見に行かないでしょ、リング見に行く人は。愛のよさはあるかもしれないですけど。
【杉田】 いや、あんまり見に行かないだろうけど。
【向井】 そういう話です。だから、見てる側も分かんなくなるんですよね、そういうことやっちゃうと。だから効果も落ちるし駄目ってやつです、一言で言うと。それは本当に素人考えだと思う。
【杉田】 いや、バカにしてるわけじゃないんだけど、俺も含めて人間ってバカだからさ、わりと、わりとね。
【向井】 いや、それはそう、みんなそうです。
【杉田】 わりとバカだから、思い込むと違うことを考えちゃってたりとか、いろんなことを考えるのってやっぱりあんまり得意じゃないんですよ。ゴミ、これついでに捨てるから、部屋から持って行っていって思いながら財布忘れていくとか。財布忘れてるじゃないかとか、そう思ってたのに別なこと。スマホいじると、これヤバいじゃん、ニュースとかって思ってるとゴミ忘れて行くしとか、それ平気であるじゃないですか、それって。でも、そういう何かその、でも、その文章のお約束みたいな感じで1番、2番、3番ってあって、1、2、3って同じテーマに書いていくと、もう1と2、3のころには忘れてるじゃないですか。
【向井】 分かる、分かる。
【杉田】 もしくは1があまりによ過ぎると2と3見ないじゃないですか、見てない、ほぼ流し見みたいなとか、あと、1でこいつムカつくなと思ったら、もうその印象を引きずってるから、2も3もムカつくまま見ちゃうからとか、だからよくないよね。
【向井】 よくない、本当によくない。
【杉田】 本当は1個のものとしてしか見れないから。だからラブサスペンスもラブサスペンスとして見る。ラブストーリーとサスペンスとしては見れない。
【向井】 そうそう。ラブサスペンスはサスペンス寄りだと思いますよ。サスペンス、だってカレーライスでいうところのカレーだと思います。ライスじゃなくていいみたいな、何でもいいみたいな。そっちがラブです。
【杉田】 あとはだから、バイアスってあるでしょ? だから自分がどう思ってそれを見ているかってワンテーマだから、その人が見ているのってね。リングも、あれはホラーじゃないですか。でもあれの、例えば宣伝文句とかが、追い詰められたときに本当の人間の絆が試されるみたいな感じで言ったら、もしかしたらファミリーとかヒューマンドラマになってくれるでしょ、同じ映画を流されてもね。私だったら、このとき友達捨てなくていけるかなとか、ちょっと友達と見に行くものになったりとか、主人公とかが、例えば夫婦とかだって、そこを、本当に追い詰められたときの真実の愛は、みたいな感じでリングみたいのをやったら、そしたら夫婦で見に行く映画になったりもするから、それはバイアスの問題でしょ。だから、どういうふうに見に行くか。それで夫婦の愛だって見に行った人が純粋なホラー映画として見るかっていうとそんなことはないでしょ、そういうつもりで見てるから。だから切り替えられないっていうことはない、そのストーリーの中で。ここはサスペンスパート、ここはラブストーリーパートみたいな、そうはならないっていうとこがあると思う。だからワンメールはそういうものっていうふうに受け取っちゃうから、だからバラバラなやつは出さないほうがいいっていうのはあるよね。
【向井】 おっしゃるとおり。だからこの動画も、一応は1度がワンテーマなので、たまにぐだってるときもありますけど、一応最初に戻ってきてるつもりなんですよね。
【杉田】 寄り道ですからね。
【向井】 そうです。そんな感じで、見てくれている人だったら分かるかもしれないんですけど、ぐだってるやつは見づらいでしょ? っていう話です。やっぱりワンテーマ、ワンテーマでちゃんとやらないとねっていう話です。
【杉田】 集中力が続かないっていう。
【向井】 続かない、続かない。そんな感じです。集中力が続かないと思うので、今日はこの辺で。ありがとうございました。
【杉田】 ありがとうございます。

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