Podcast第032回目「本業以外に絶対に手を出してはいけない理由(投資を含む)」

今回のテーマは
「本業以外に絶対に手を出してはいけない理由(投資を含む)」
余剰資金が出ると、
多くの人が「投資」したがります。
それは会社だったら新規事業であったり、
サラリーマンだったら株式とか、
最近流行りのビットコインとかの仮想通貨だったり…。
でも絶対に手を出してはいけません。
(というかあなたの周りでそれでうまくいってる人いますか?)
・投資で成功している人がやっていることとは?
・本業以外に手を出すリスクとは?
・今、あなたが投資するべきこととは?


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【向井】 こんにちは、向井です。
【杉田】 こんにちは、杉田です。
【向井】 コンテンツマーケティング集客のツボ、ポッドキャスト始まります。前回専門性の話をしたと思うんですけど、ちょっとしばらく専門性の話ばかりいこうかなと思うんです。例えば、最近いろいろ投資話ってよくあるじゃないですか。1番有名どころでいうとビットコインとか。今、市場が過熱してるっていう意味でいうとビットコインとかあるじゃないですか。やりますか? ビットコイン。
【杉田】 ビットコイン? やるって何?
【向井】 いや、投資しますか?
【杉田】 今はもうあんまり興味なくなったかな。
【向井】 本当ですか。僕昔やってたんですけど、1ビットコイン3万円ぐらい、2万5,000円とかそれぐらいかな、3万円ぐらいの間を行き来してるぐらいのときにちょっとだけやってたんですけど、僕もう全然向いてないなと思うのが、赤になるじゃないですか、普通。最初手数料が発生するんで、同じ、ずっと値段変わらなかったとしても手数料分赤になりますから、これいつ黒になるのかなってすごい思いながらずっと見てたら、あるタイミングで絶対黒になるんです。ビットコインなんかは今見てもらえれば分かると思うんですけど黒になるんですよ。で、耐えられないんですよね。
【杉田】 また落ちていくのが?
【向井】 そう、また赤になるんじゃないかっていうのに耐えられなくて。
【杉田】 せっかく上がったのにっていう。
【向井】 そうそうそう、売ってしてしまうんですよ、そこで。たった600円とかしか利益出てないのに、もう売っちゃおうみたいな。で、また下がるかな? っていうのをずっと待ってて、結局そのまま上がっていって、もう買えないやみたいな、そういうふうになって。だから投資家ってすごいなと思います。本当、その度胸じゃないですけど。だからそういう意味でいうと、僕絶対そこに専門性ないと思うんですよね、そのビットコインとか投資に関しての。でも世の中たいていの人って、ちょっと余剰資金、会社とかでも個人でもそうだと思うんですけど、余剰資金、つまり余ったお金、最近それこそ景気いいからボーナスが出たりとか、会社の業績がよかったりとかいろいろあると思うんですけど、そういうお金があると絶対何かスケベ心出てくるんですよね。そのスケベ心っていうのは別にキャバクラの姉ちゃんに入り浸るとかそういうのじゃなくて、もっと儲けてやろうみたいな。すごいよくないなと思うのが、もっと儲けてやろうの儲けてやろうの先が、何でか知らないけど本業じゃないころでやろうとしたがる気がするんですよ。例えば誰かが持って来たおいしいそうな話とか、デカいビジネスありますみたいなとか、あとはそれこそサラリーマンとかでいうと投資ですよね、マンション投資とか株とかビットコインとか。
【杉田】 うちも電話かかってくるもんね。
【向井】 最近僕かかって来なくなりましたね。そういう感じのことに手出しちゃうみたいな。これ本当に思うんですけど絶対よくないです、よく考えてください。例えば投資家で有名な人って誰がいますか?
【杉田】 バフェット先生とか。
【向井】 ですよね。ウォーレン・バフェットって投資成功してるじゃないですか。1回何かやらかしたこともあるらしいんですけど、大体成功してるんですよね。あれ何で成功してるか知ってます?
【杉田】  知らないです。
【向井】 あの人、企業のアニュアルレポートって1日10社ぐらい見るんですよ。起きてる時間ひたすらそればっかり見てるんですって。だからそのレポートを見て、ここはいけそう、ここは駄目そう、ってやって初めて投資するんですって、ドーンって。だから、多少落ちたり上がったりぐらいだったら全然動じないんですって。だから、これ本人の自伝じゃないですけどまとめた話で、これ前の話で出てるかと思うんですけど、アメックスの話ししたの覚えてます? アメックスがちょっとやらかしたのか何かでちょっと業績が落ちたときがあって、そのときに、投資しませんか? みたいな話が来たのか、結構買ったんですよね、バフェットが。で、それ何でそんな判断ができたかって言ったら、すごい念入りにアニュアルレポート読んだんです。だから、それでもちろんウィーンって。で、その内容としては、クレジットカードってまだまだ全然普及してないだろうみたいな。まだまだ市場の伸びる余地あるだろうっていうことで投資したんですって。で、見事OK。だからビットコインは、恐らくこれからマーケットとしては伸びるだろうっていう話なんですけど、でも頭で分かる、感情が付いて行けないみたいな。で、結構変なところに金突っ込んじゃう気がするんですよね、みんな見てても。何でそっち行っちゃうの? みたいな。だってよく考えてください。サラリーマンのマンション投資とかって、よくある反論としては、そんなにいいんだったら何でおたくしないんですか? みたいな。というのがまず1つだし、普通に考えたらインフレの計算率とかって聞いたことありますかね?
【杉田】 ううーん。
【向井】 大丈夫です。インフレ率ってあるんですよ、何パーセントって。今、日銀が目指してるの2パーセンなんですけど、2パーセントで仮に確定して、これをそのパーセントの数字で72で割るんです。そしたらどれだけの期間でそのインフレ、物価価値が2倍になるかどうか分かる。つまり、この100円っていうのが、72を2で割ると36じゃないですか。だから、この2017年の100円と、17+36っていうと53ですかね、2053年のときの100円っていうのが2倍になってるかもしれない、同じ100円なんだけど価値が2倍になってるっていうことです。だからそう考えると、マンションどれぐらいでみんなあれしていこうって考えてるのか分かんないですけど、結構リスクがあるんです。分かります? これ。
【杉田】 うん。
【向井】 要はインフレになるので、1,000万円で買ったものが減価償却抜きにして500万円になるっていう話ですよ、ということ。で、かつ減価償却もあるでしょ?
【杉田】 だろうね、改装もあるだろうし。
【向井】 っていう話なんですよね。だからもっと、それだったらサラリーマンとしていくとか。例えばその専門性をもって会社立ち上げるとか、そっち行けばいいのに、何かスケベ心がみんな出てきちゃうんだなって思うんですよね。
【杉田】 そうだよね。
【向井】 だってバブルで経験してるじゃないですか、みんな、それ、どの企業も、不良債権とか。
【杉田】 企業はね。
【向井】 そう。個人も一緒でしょ?
【杉田】 いや、でも上のほうの人たちしか経験はしてないでしょう。
【向井】 まあまあ、それは聞きますね。下まではっていう話ですね。
【杉田】 親が死にそうになってるのとか見てたら別だけど。我が家の暮らしが目に見えて落ちてるみたいなのを実感してればいいけど、基本は知らないじゃないですか。
【向井】 そうですね。実際そうだと思うんですよね。本業に集中しろよっていうことです。
【杉田】 投資やるんだったら本業でやれっていうことでしょう。
【向井】 そうです、絶対そうです。本業に投資したほうが絶対リターン高いですからね。と僕は思います。
【杉田】 じゃない? だって投資家の人がいて、その人たちが1日全ての時間を使ってやってる戦場にちょっと入るのって難しいじゃないですか、リスクがある世界だし。きついよねとは普通に思う。ビットコインで成功してる人だってほとんどが、プロでやってる人は分かんないけど、一般の人で成功してる人って、そういえば買ってたのを忘れて何十年後にみたいなのがほとんどだと思うから、結局は毎日ワーって見ながらやっていたら多分負けてるから、大体の人はね。俺も絶対無理だわ。
【向井】 無理無理無理、そう絶対無理、精神がもたないです、分かるわ。だから専門性というか、やっぱりそういう話に戻っちゃうんですけど、結局自分の本業というか自分の専門性というのは何かというのをまず最初にきっちり定義して、そのうえでそこに投資しようぜっていう話です。ちょっと長くなるので、じゃあその専門性ってどうやって見つけたらいいの? という話を今度したいと思います。こんな感じで大丈夫ですかね? じゃあ次回も引き続きよろしくお願いします。
【杉田】 お願いします。

Podcastで聞くことができます。

 

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