なかなか面白い記事が書けないと苦戦している人は多いのではないでしょうか?
厳しいことを言うようですが、現代社会では情報がありふれているので、楽しくない・つまらない記事を読む人はいないと言っても過言ではありません。
しかし、安心してください。面白くない記事を劇的に改善するコツというものがあります。
この記事では、そのなかでも私のオススメの方法を厳選してご紹介しようと思います。
この記事を読んだ後、ぜひ一度あなたのブログ記事を書いてみてください。見違えるほどに面白い記事がかけるようになっていることでしょう。
Contents
物語のようにストーリーを展開させる
物語を語っているかのように、ストーリーを展開させていきましょう。
実は、これに関しては科学的に説明することができます。
物語は脳を活性させ、読んでいる人・聞いている人は脳がその物語で起きている出来事を追体験することが分かっています。
また物語を読んでいて感情が高まると、脳内では「幸福物質」であるドーパミンが放出されます。
話にストーリー性を持たせることで、記事がより面白くなるのはこれらのことから明らかでしょう。どの記事にも簡単な「物語」を含めるようにしてください。
つくり話をしろと言っているのではなく、追体験できるような具体例や実体験などを共有するイメージで記事を作っていくといいでしょう。
「わたし」を主語にする
主語を「わたし」にすることで、より自然な文章になります。あなたが読者に話しかけているようになるので、親しみやすいでしょう。
たとえば、私が次にように言ったとします。
「あそこに新しくできたお寿司屋さんに行ってみたんだけど、すごく美味しかったよ。サービスも最高だったし、今度一緒に行ってみない?」
私が主語になっているので、とくに違和感はないはずです。
では、仮に次のように言った場合はどうでしょう?
「友達がいきつけの美味しいお寿司屋さん知ってるんだよね。その子が今度一緒に行こうって誘ってたよ!」
なんだか不自然な感じがしますよね。
あくまでも自分自身を主語にして、書いてみましょう。
自分の考えを書かないこと、他人事のような語りで書くことは、記事自体がぎこちない印象になってしまいます。
伏線を張る
記事を作るのがうまい人は、物語が今後どのように展開していくか示すために「伏線」と呼ばれる文学的な方法をつかっています。物語の筋は明かさずに、話の次の展開を示唆します。
伏線は、物語に対しての興奮と期待を高めるのに役立ちます。
たとえばロード・オブ・ザ・リングの中で、ガンダルフが「ゴラムにはまだ良くも悪くも何らかの役割があると私は思う・・・終わりが来る前に。」と語ったとき、ゴラムがこれからなにかの役割を果たすことになるのだろうと、予測しますよね。
読者はガンダルフのセリフを聞いて、「何が起こるのか?ゴラムは良いことをするのか、悪い事をするのか?」と想像を膨らませながら、ページをめくります。
私は自分の記事の中で、伝えたいことと記事の要点を最初に書き、記事の内容を示しました。
「面白くない記事を劇的に改善するコツというものがあります。
この記事では、そのなかでも私のオススメの方法を厳選してご紹介しようと思います。」と書きました。
また私はこの記事を読むことのメリットについても触れました。
「この記事を読んだ後、ぜひ一度あなたのブログ記事を書いてみてください。見違えるほどに面白い記事がかけるようになっていることでしょう。」と。
伏線を張ることは、さほど難しいことではありません。
記事の方向性や記事を読むことのメリットを先だしすること、読者にワクワク感を与えられますよ!
改行を効果的に使って読みやすく
話の内容が切り替わるときには、改行することが基本です。
文章を書いていると、意図的に話を切り替えることはよくあることでしょう。
しかし、文章を読んでいる側は、突然話が切り替わると内容についていけなくなることも。
改行以外にも、見出しをつけたり番号付きリストを使ったりと、視覚的に内容が切り替わっていることを示す方法があります。
次のようなシンプルな方法もありますよ!
「改行の重要性について説明しました。さて、分かりやすい文章がいかにあなたの記事を面白くするかについても見ていきましょう。」
見出しを使っていない出版物もあります。例えば、雑誌(the Atlantic)の記事を書く人は、自分たちの記事を読み続けてもらうために、改行はマストでしょう。
下の画像は、記事の段落改行を示しています。
「学資ローンが卒業生の人生において、さまざまな影響を及ぼしていることを示すいくつかの経済研究があります。例えば職業選択だったり、また結婚の意思決定も同様に影響を受けている、と考える方が合理的でしょう。」とGicheva氏は言います。彼女の研究により、次のような負の関係が示されました:10000ドルの学資ローン債務はその後の結婚確率を3~4%減少させる。特に女性にとっては影響が大きく、結婚する割合は年々低くなる。
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↓ 「1人が大量の学資ローンを抱え、もう1人の学資ローンが少額あるいはまったくない場合に、特に影響が大きくなります」Carr氏は続けます。「私が出会ったカップルは、1人は大量の学資ローン債務を抱えていて、毎月個人口座から落ちていましたが、もう1人は学資ローンはありませんでした。そのため、彼らは給料はほぼ同じであるにも関わらず、可処分所得の額が大きく異なることについて話し合わなければなりませんでした。」 |
上のように改行を効果的に使ったことで、ストレスなく最後まで読み進めることができたのではないでしょうか?
簡潔に分かりやすく
もし、この記事全体の内容を1つの要点にまとめなければならないとすれば、「文章を明確に書いてください。」に尽きるでしょう。
書き手が自分の記事を「より面白く」しようとして、かっこいい言葉を選ぶといったテクニックに走る場合が多々あります。
もちろん様々な表現技法を使っておしゃれな文章を作ることに反対はしませんが、記事を面白くする方法としては、あまり重要ではありません。
記事の面白さには、明確さが大切だからです。
- あなたが伝えたい内容を過不足なく表現すること
- 適切な場所で適切な言葉を使うこと
- 余計なことは言わないこと
- 派手な言葉を使うよりも、わかりやすいこと
言いたいことを明確にできれば、あなたの記事はより面白く読みやすいものになるでしょう。とても簡単なことですね。
必要以上に長くしない
記事の文字数にこだわっている人を、しばしば見かけます。
しかし記事の文字数というのは、あなたが文字数に応じて報酬が決まる仕事をしている人や一部の編集者でない限り、さほど重要ではありません。
読者のなかに、わざわざ文字数を調べるためにカウンターにかける人がいるでしょうか?ほぼいないですよね。
文字数よりも、役立つ記事が書けているかどうかを気にかけるべきです。
もし役に立つ記事を書いていれば、7~8分かけてでも読者は記事を読むでしょう。
もし、今私が書いているこの記事が不必要に長かったら、きっとあなたは最後まで読まないでしょう。私は面白い記事を書きたいので、自分の主張を簡潔に書くよう心掛けています。
ハッキリ言ってしまうと、余分な言い回しは退屈です。言う必要がないのなら、言わないでください。
必要以上に短くしない
内容の長さは両刃の剣です。上でも説明したとおり、記事は長すぎてはいけません。いっぽうで、十分な長さも必要なんです。
簡潔さは記事を書くうえで大切ですが、物語というものには「流れ」が不可欠。記事を骨まで削ってしまうと、記事ではなくて概要になってしまいますよね。
人それぞれかもしれませんが、少なくとも私は、概要が記事のなかで特別に重要な位置を占めるとは思いません。
1つ1つの文章は短く
私は短い文を書くように心がけています。なぜなら長い文を書くと、読んでいる人がその中で迷子になってしまうからです。
試しに、次の文章を読んでみてください。
世界中の非常に多くの人々が直接、またはテレビで見ていて、4回目、そしておそらく最後のオリンピックで偉業を成し遂げること(それは、世界新記録ではないにしても、アメリカに少なくとも1つの金メダルを新たにもたらすことです)を期待しているであろうことを知りながら、またもはや数年前に100メートル走と400メートルリレーで世界記録を樹立し、走り幅跳びで銀メダルを獲得したときと同じように驚異的なスピードと、目覚ましいジャンプをすることに自信をもって陸上競技場に向かうことができないことをわかっていながら、有名なスプリンターであり、陸上競技界の大物であるカールルイスは、ファンやメディアからのプレッシャーを以前から知っていましたが、ジョージア州アトランタでの夏季オリンピックの数か月前のレースにはプロのランナーとしてさえ数回しか出場しませんでした。これは、期待をさらに高めることを恐れていたため、またインタビューや、サインや写真撮影を求めて店やレストランまでついてくるであろう熱心なファンに気を取られたくなかったためでもありますが、主な理由はエネルギーを節約し、武道の達人のように目の前の仕事(得意種目である走り幅跳びで勝利し、アメリカにさらなる金メダルをもたらすという、陸上競技での彼の輝かしいキャリアにもっともふさわしい有終の美を飾ること)に集中したかったからです。 |
意味が分かりましたか?確かに、意味は分かったかもしれません。おそらくカールルイスというランナーの名前を覚えているでしょうし、オリンピックに出場した選手だということも分かったでしょう。
しかしこのような文章ばかりが続くと、読み終わった後、相当に疲れてしまいます。そもそも最後まで読む気にもなりませんよね。
文章を読むということは、例えるなら精神的に息を止めるようなものです。息が苦しくなり始めるまでの時間しか文章を読み続けることができません。
文を短くすることで、読者はしっかり息をつくことができます。結果的に最後まであなたの記事を読み続けることにつながるわけです。
文字の壁をつくらない
「文字の壁」という言葉を聞いたことがありますか?
ここまで読み進めてくれた人であれば、この「文字の壁」を目撃しているはずです。
上の見出しで使った引用部分を見てください。読みにくいだけでなく、この行数・文字の塊をみただけで、読む気が失せませんか?
どれだけ魅力的な有益な内容の記事を書いていたとしても、いくつかに分割して書いてくれないと、読者は最後まで読んでくれません。
なぜなら、視覚として入ってくる情報が大切だからです。脳は書かれた情報を文字情報としてだけでなく、視覚的あるいは空間的情報として処理します。
フォント、文字間隔の調整、行間隔、段落、見出し、番号、箇条書き、これらはすべてあなたの記事の面白さに関係してきます。
これらをうまく使いこなせるようになれば、読者はおのずとあなたの文章を最後まで読み続けるようになるでしょう。
まとめ
おもしろい、良い文章を書くには、単純なテクニックと自然なアプローチがとても重要です。
あなたが次に記事を書くときには、自然体でいるように心掛けましょう。
あなたは英語の先生のために記事を書いているわけではなく、自分自身のため、読者のため、シンプルで分かりやすいものを読みたい一般の人のために書いています。
感動させようとテクニックに走るのではなく、まずはメッセージを明確に伝えることを意識しましょう。面白いブログ記事を作成するために、どうすればいいか分かりましたか?
あなたが書き終えたメールを、 今まさにメールを送ろうとしています。 もしかしたら、せっかく書いたメールも、 無駄になってしまうかもしれません…。 「神は細部に宿る」と言うように、 「送信」ボタンを押す前にチェックすべき次項がいくつもあります。 メールマーケティングは一歩間違えれば、 スパムになりかねません。 そのような状況はどのように回避したらいいのか? メルマガを送る前のチェックリストをpdfファイルにまとめました。 あなたがメルマガを発行するときなどに、 ぜひご活用ください。 きっとメールのキャンペーンでの効果も、 読者の満足度も上がるでしょう。 ぜひこちらからダウンロードしてください。
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