多くのコンテンツマーケティング初心者が犯しがちな12の間違い


これまで「お金をかけずに集客する方法」として数々のものを見てきたと思います。
・Facebook
・Twitter
・アメブロ
・YouTube etc…
挙げればキリがありませんが、
その内のどれだけがあなたに富をもたらしてくれたでしょうか?
そしてもっと重要なのが、その内のどれだけが
今もあなたに富をもたらし続けてくれているでしょうか?
多くのコンテンツを活用している、もしくは
コンテンツを活用しようとしている人を見て、
とても残念だなと思うのが、長続きしていないことです。
更新されていないメルマガやブログのいかに多いことか…。
とはいえ、それは別に恥ずかしいことではなく、
何を隠そう私もその1人でした。

個人のFacebookページも立ち上げたし、
ビジネス用のTwitterアカウントも作ったし、
アメブロもやり、YouTubeもやりました。
でもそれらもいつの間にか立ち消え、
結局は消してしまいました、
途中でやめてしまったことが恥ずかしくもあり、
罪悪感にさいなまれるのでね。。。
中には広告費をかけていたものもありましたが、
遠慮なく消しました。
もちろん、広告費だけでなく、
それぞれのメディアには時間と労力を費やしてたので、
マイナス、赤字です。
赤字

費用だけかかってスッカラカン…


また、毎回毎回記事を書くためにも、
今日は何を書こうかウンウン悩んでいたので、
ものすごく無駄な時間が多かったです。
書いては消し書いては消し、ということを
繰り返したりもしていました。
コンテンツマーケティングは特にお金が必要なわけではありません。
費やした時間に比例して成果が出るようになっています。
でもこれまでと違うのは今は、何を書くかが毎日明確ですし、
書かなければいけない記事のネタも多数溜まっています。
やることがスッキリ明確になっているので、
ストレスも一切ないですし、
記事のクオリティも格段に上がりました。
今思うと、なぜ昔の自分はそんなことになってしまったのか、、、
その原因を本日は探っていきたいと思います。

初心者が犯しがちなコンテンツマーケティングの間違いを避ける方法

間違いその1:全くのゼロからコンテンツを考えること

記事を書くにしても、動画撮影に向けてシナリオを作るにしても、
コンテンツのネタを考える必要があります。
そして、コンテンツの発信が続かない人、筆が進まない人の多くは、
「なんとなーく」で記事を書いています。
なんとなーく日々過ごして、
なんとなーくネタが振ってくる、もしくは
湧いて出て来るのを待っています。
よく言いますよね、
「シャワーを浴びている時にひらめいた!」とか。

ひらめき=ギャンブル

ひらめき=ギャンブル


しかしあなたがするのは小説を書いたり、
ノーベル賞に匹敵するような発明をすることではありません、ビジネスです。
ビジネスは全て計算と仮説のもとに成り立たないといけません。
いつ振ってくるか分からないひらめきを待っているようじゃ、
あなたはいつまで経ってもあなたの市場で専門家にはなり得ないでしょう。
またそのひらめきがあなたのビジネスにとって有益かどうかは別の話です。

解決策:あなたのコンテンツ発信のゴールを定める

あなたがコンテンツ発信をする理由は、
あなたのビジネスの成長、それ以外はないはずです。

ゴールまでの道筋

ゴールまでの道筋


私が今すぐコンテンツマーケティングをすべき理由として、
「専門家になることができる」と言っていますが、
それは決してあなたの見栄や虚栄心のためではありません。
すべては顧客のためです。
顧客が問題の原因がより分かりやすく、
顧客がその問題をより解決しやすく、
顧客にとってより最適な解決策を選びやすく、
そのためにあなたが専門家として顧客をリードする必要があります。
「あなただから頼みたい」と顧客の方から言ってもらえるようになります。
となると、結局は顧客が重要という結論になりますよね。
あなたが発信するのは、ブログではありません。コンテンツなのです。
まだ専門家として市場に認識されていないあなたは、
どこどこに行ったとか、何々を食べた、誰々と会ったとか、
誰も興味ありません。あなたは”まだ”有名人じゃないのですから。
Facebookのいいね!の数で一喜一憂してはいけません。
顧客が求めているのは、あなたの専門家としての知見です。
どのようにしたら顧客が今抱えている問題を解決できるのか、
その1点のみです。
そして、読者を増やし、見込み客を獲得し、顧客を囲う、
それこそがコンテンツマーケティングの目的です。

間違いその2:専門性を見せつけようとする

この中で大学で法学を勉強した人いますか?
私は大学で法学部でしたが、
とっても嫌な思い出があります。
大学の授業で「刑法」というのがあるのですが、
私はこの授業を取りました、
理由としては何となく面白そうだったから。笑
で、授業開始20分で見事に後悔しました(^.^;
というのも、教科書の内容が難解すぎて、
読むだけじゃ全然わからないし、
先生の話を聞いてもよく分からんという。


私のオツムが残念だって言うのもあるんですが、
この教科書が学者同士で論争する向けに書かれてるとしか思えず、
学生に理解してもらおうという意図は一切なかった(と思われる)ためです。
※でも先生は良い人でした。悪く言う意図はないので、悪しからず。
とは言っても、テストは迫ってくる訳で、
この授業は取れれば4単位がもらえました。
そのために私がどうしたかというと、
大学の購買で売ってる「入門書」買いました。
入門書は、イラストもいっぱいで、
簡単な日本語で書かれていて、
まさに入門者のための書籍でした。
その本(と一夜漬け)のおかげで、
見事に単位はCでしたが取得できました。

解決策:友達と話すように書くこと

もっと楽しく書いてもいいんです。
友だちと話すように。

もっと楽しくリラックスして

もっと楽しくリラックスして


友だちと話す時にわざわざ
「次はどういう表現にしようかな」
とか思わないですよね?
また、友達と話す時に、
説教じみた話ばかりもしないでしょうし、
相手の興味のなさそうな話もしないでしょう。
当然、友達との話の中には、
小咄的なものも入るでしょうし、
昔の出来事や個人的な経験・体験も入るでしょう・
それこそが差別化のポイントですし、
あなたの記事を読み手が楽しく読んでくれる秘訣です。
まずは専門用語を使わないこと。
それだけでもだいぶ変わってきます。

間違いその3:読み手や見込み客があなたに興味を持っていると考えること

残酷かもしれませんが、事実です。
多くの人が記事を書いてコンテンツを発信していくと、
最初から読者があなたのことに興味を持ってくれていると期待しています。
しかし、そんなことは普通はありません。
大抵の場合は、新しく始めたら、
ほとんど誰もあなたのことやあなたの経験には興味を持っていません。
興味があるとしても、あなた自身の知識や知見についてです。

解決策:あなたの個性を表現する。ただし、それを見せつけるな。

記事の読み手が、その記事を書いているあなた自身に興味を持っていなくとも、
あなたはその個性を表現することは可能です。
一部の人が
「ノウハウばかり記事にしても、後発は厳しいのではないか?」
「ノウハウなんか、誰が読む?Wikipediaには勝てないだろう」
とまことしやかに言っていますが、大丈夫、そんなの嘘です。
仮に同じノウハウがあったとしても、それをどのように表現するかは、
その人によって大きく異なってきます。
私自身、コンテンツマーケティングの実践者向けにオススメ本を紹介していますが、
それらを仮にあなたが全て読み込み、記事にしたとしても、
決して同じ記事にはならないでしょう。
なぜならあなたは私ではないのですから。
だから、あなたが友達と話すように書いている限り、
自然とあなた自身の表現は文章に表れます。
ただし、それを見せつけるのは禁物です。
よく考えてみて下さい。
あなたはお医者さんの個性を元に選んでいますか?
違いますよね?

お医者さん

お医者さんを選ぶ基準は?


お医者さんが専門家だから、
そのお医者さんのところに行きますよね。
(人によっては病院のレビューなどを見聞きして)
美容室でお客さんから最もうざがられるのは、
美容師が話しかけてくることらしいです。
まぁ確かに下らない世間話するくらいなら、私も本読んでます。
でもそこの美容院通っています。
ちゃんと切ってくれるから=専門性があるから。
同じく、あなたが磨くべきは、あなたの専門性で、
それにスパイスとしてあなたの個人を表現することです。

間違いその4:話題がアッチコッチに逸れる

ブログを始めた人がでありがちなのが、
○○というテーマのはずだったのに、
何でもかんでも書きすぎていて、
何のメディアなのか分からん!
ということです。
私も過去に同じような状況に陥ってしまったのですが、
そもそもはセミナーの集客用の広告についてのオウンドメディアでした。
しかしながら、書くことがなくなり(というのも実は幻想なのですが)、
私が元々興味のある政治経済や歴史文化、ニュースの話をするようになってしまいました。
もちろん、それは大失敗です。
なぜなら、読者や見込み客はそのオウンドメディアに対して、
解決策や専門家としての知見を求めているのに、
その「専門家」たる私が好き放題何の脈絡もないことを書きまくっていたら、
どうでしょう?
「何だこのサイトは?何が言いたいんだ?」
となりますよね。
マーケティングオートメーションの大手ハブスポットの
15,000社以上の企業のブログを対象にした調査によると、

ニュース性のある記事(ディケイ記事)は短期的にはアクセスを獲得できるが、
首尾一貫した悩みに対する解決策を提供する記事(コンパウンド型記事)は、
最初はアクセスが少ないが徐々にそのアクセス数を安定して増やすことになる

コンパウンドvsディケイ

コンパウンドvsディケイ


ということです。
(『コンパウンド型ブログとは?』を参照)
図を見て頂ければその違いは明らかでしょう。
こんなにも違います。
あなたはどちらのビジネスをしたいでしょうか?
プロダクトローンチのように、一気にドカンと売上が上がるが、
それ相応のリスクをとる、つまりコケれば終わりのギャンブル型ビジネスか、
それとも、最初は実入りが少ないですが、少しずつ少しずつ価値が溜まっていき、
最終的には大きなリターンが得られる安定型ビジネス。
もし後者のビジネスをしたいのであれば、
コンテンツの力がとても役に立ちます。
そして、そのためにはあなたのコンテンツの内容を
専門的にする必要があるということです。

解決策:あなたのコンテンツのテーマを定める

これ以外の解決策はないでしょう。
◆コンテンツマーケティングのゴールを明確にする。
何を売りたいのか?どういう結果が得たいのか?
◆あなたのコンテンツのテーマが何かを明確にする。
あなたがコンテンツマーケティングで顧客に伝えたい事は何なのか?
それを明確にし、それ以外の記事は絶対に書かない。
テーマ以外の記事はブログにでも書いていて下さい。
◆コンテンツを見た人にどのようなアクションを取ってもらいたいのか明確にする
意外と記事を書いたはいいけれど、
その読者に何をしてもらいたいのか不明確な記事が多いです。
あなたの仕事は小遣いにもならない広告費をGoogleから恵んでもらうことではないはずです。
自社の商品を買ってもらいたいからですよね?
では、そのような記事を書かなくちゃ!
テーマさえ定まれば、あなたが日々どういった記事を読むべきか、
どういった本を読むべきか、どういった情報に触れるべきか、
そういったインプットがあるため、アウトプットも可能です。
ゴミみたいなインプットからはゴミみたいなアウトプットしか起こりえません。
それだけは肝に銘じて下さい。

間違いその5:話の内容が支離滅裂になっている

正直なところを言うと、
コンテンツマーケティングでSEO効果を狙うのであれば、
記事の文字数は4,200文字以上が必要です。
これだけの文字数は、かなり長いです。
単純に言うと、原稿用紙10枚強。
多くの初心者がやりがちなのが、
まずこれだけの文字数を書けないということ。
それではコンテンツマーケティングの意味がありません。
そして、次にそれだけの文字数を書けたとしても、
何が言いたいかよく分からない記事になるということ。
まぁ私も雑談の時は話が
あっち行ったりこっち行ったりよくするんですが、
記事でそれはやってはいけません。
読みては、書き手が何が言いたいのか
よく分からくなりますからね。

解決策:アウトラインを作る

この記事でもそうですが、
まず最初にすべきは記事のアウトラインを作ることです。
最初に何を言って、
次にどういう問題を提起して、
そして最後にその解決策を見せる。
例えば、これはあくまで一例ですが、
そういった下書きをするということです。
こういったものにはいくつかテンプレートがあります。
その一部をお見せすると、、、
・A vs B 方式
・もっとも〜な方式
・コストと時間方式
・多くの人の共通の悩み方式
などなど…
このテンプレートを元に、
あなたの記事を書く前に考えてみてください。
さらに詳しい内容は、
こちらの本に詳しいです。
◆セミナーやコンテンツ、記事で何を言いたいか分からなくなることはありますか?:『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』バーバラ・ミント
私は準備不足の要領を得ないプレゼンテーションが死ぬほど嫌いなので、
きっと私だけでなく多くの人がそうでしょうし、
もしあなたが自分の記事をもっと理路整然としたいとお悩みなら
こちらの本がお役に立つことと思います。

間違いその6:データを証拠として活用していない

あなたはどちらの記事が信頼が置けるでしょうか?
A:アメリカでは多くの企業がコンテンツマーケティングを実践している。
B:アメリカでは88%のBtoB企業がコンテンツマーケティングを実施し、その30%が効果を実感している
(その内訳は10人以下の小規模な企業から1,000人以上の企業も含まれる。)。
https://www.innovation.co.jp/b2blog/2016_contentmarketing-report/より引用

コンテンツマーケティングの実践状況

コンテンツマーケティングの実践状況


当然、後者ですよね。
そもそもコンテンツを世に送り出す目的はただ単に主張するだけでなく、
読み手に何かしらのアクションを起こしてもらいたいがためですよね。
であるならば、ただ単に主張するだけでなく、
きちんとその裏付けを取る必要があります。
それこそがコンテンツマーケッターの仕事であり、
これまでのブログとオウンドメディアとの最大の違いです。

解決策:データを調べる

今の世の中データにはすぐにアクセスできます。
ちょこちょこっとGoogleの検索窓に適当なキーワードを放り込めば、
Googleが適切な答えを出してくれます。
しかし、気をつけて下さい。
ただそのままコピペするだけは絶対やめてください。
最もGoogleが嫌うコピーコンテンツになります。
引用するのであれば、これは引用ですよ、ときちんと明示して下さい。
そしてもしできるならば、一次資料にあたってください。
孫引きのデータではなく、きちんと原典を引いて下さい。
世間的に、あたかも真実かのように言われてるけど、
実際は全くそんなものなかったというものもあります。
例えば、自己啓発でよく言われるこの話…
1979年、ハーバード大学で興味深い調査が行なわれました。
ある教授が学生たちに自分の目標を持っているかどうかを質問したのです。
結果は次の通りでした。
84%の学生は、目標を持っていない。
13%の学生は、目標を持っていたが紙には書いていない。
3%の学生は目標を持って、それを紙に書いている。
目標を持っている学生は、たったの16%しかおらず、
目標を紙に書いている学生となると、たったの3%だけという結果でした。
しかし、この調査はこれですべてではありません。
ここがスタートだったのです。
それから、10年の月日が流れ卒業生たちは様々な職業に就いています。
その教授は、10年前の調査に参加した元学生たちに再びアポイントを取りつけ、
調査をしたのです。すると、次のような驚くべき結果を得ることになったのです。
全員の年収を調べていくと、当時、目標を持っていた13%の人の平均年収は、
目標を持っていなかった84%の人たちの約2倍だったのです。
さらに目標を紙に書いていた3%の平均年収は、
残り97%の人たちのなんと10倍だったのです。
「有名なこの目標を紙にかけば実現する」ということを言うために、
この話はよく引用されますし、僕も一時期信じてたことがありますが、
この実験は実在しません。論文を漁っても出てこないんですって。
その辺りはこの本に詳しいので、興味のある方はどうぞ。


まぁ人間、嘘だと分かってても、
自分の立場を守るためには平気で嘘をつく動物ですからね。
それがどれだけえらい肩書をお持ちの方でも。
・・・これ以上はやめておこう、興味のある方はこちらをどうぞ。

間違いその7:コピペのコンテンツを作る

正直、コンテンツを一から考えるのは生易しいものではありません。
よくある「コピペで数百万円」とかいうのとは真逆です。
今の時代の読者は、ものすごく目が肥えています。
毎日毎日コンテンツの集中砲火を浴びています。
コンテンツの滝壺にいるようなものです。
事実、この8年間でネット上の情報量が71.6倍にもなったそうです。
でも、人間が1日に見られる情報量なんて限られてますよね。
だから、情報の消費量は同じ8年間でたった2.3倍にしかなってないそうです。
※「我が国の情報通信市場の実態と情報流通量の計量に関する調査研究結果」より

我が国の情報通信市場の実態と情報流通量の計量に関する調査研究結果

我が国の情報通信市場の実態と情報流通量の計量に関する調査研究結果


そのため、コピペのコンテンツなんて、読者はすぐに見抜きます。
そして何より怖いのは、Googleからのペナルティです。
Googleはそのコンテンツがコピペかどうかなんて、
すぐ分かります。もし万一ペナルティを食らったら、
あなたがどれだけコンテンツを制作しようが、
検索順位の上位に表示されるのが非常に難しくなります。
そのペナルティの解除方法は?
それはGoogleのみぞ知る。
SEO効果を狙ってコンテンツを時間も労力もかけて作ったのに、
とっても勿体無いですよね、、、

解決策:引用の仕方を学ぶ

そうは言っても、
「他者のコンテンツを使いたい!」
という時はあると思います。
その時は素直に引用しましょう。
このあたりが分かりやすいです。
まぁこれはあくまで論文での引用の方法なので、
WEBやビジネス上のコンテンツに対して
ここまでの精密さが求められるかと言われれば、それは疑問符ですが、
知ってた上でその下限を見極めようとするのと、
知らずに地雷地帯に突っ込むのはあまりにかけ離れています。
引用する対象はWEBの記事だけではありません。
最近はGoogleが必死に書籍をオフライン化しています。
そのため、
「オフラインの本のコピペだったら大丈夫でしょう!」と油断していたら、
後で痛い目を見ることになります。
少し話がそれますが、最近では大学のレポートとかでも、
コピペチェッカーなるものを教授たちがお持ちだそうで、
コピペしてもすぐに分かるようになってるそうですよ。
うちのゼミの先生も授業で
「まさかWikipediaをほとんどコピペする人がいるとは思わんかった…単位あげないよ」
と言ってましたが、やっぱりズルはダメです。

間違いその8:過去に書いた記事を分析しない

私は最近すごく重視している考え方があるのですが、
パレートの法則というものです。
ものすごく簡単に言うと、
「全体の2割が、全体の8割を構成する」
ということです。
具体例としては、こういったもの。
・売上の8割は、2割のロイヤルカスタマーからもたらされる。
・売上の8割は、2割の売れ筋商品からもたらされる。
・売上の8割は、1日の2割の作業からもたらされる。
・売上の8割は、2割の従業員からもたらされる。
大企業とかを見ててご苦労様やなぁと思うのは、
その2割の売上しかもたらしてくれないにも関わらず、
ものすごく要求だけしてくるクレーマーの相手をしないといけないことです。
一方、私たちのような中小企業は、そんなめんどくさい客を相手していたら、
本来もっとサポートすべき大切なクライアント様にかける時間がなくなります。
だからこそ、コンテンツを使って、
ロイヤルカスタマーになりえる人達だけを
選別すべきなのですが…
コンテンツもたくさんあると、
その中で集客してくれているものは
全体の2割くらいしかないのがよく分かります。
その2割をうまいこと編集したり、
導線を使えば、もっと売上を上げることができるのに…
なかなかそこまで手が回っていない人をよく見ます。

解決策:Google AnalyticsとGoogleサーチコンソールを最低限使いこなす

Googleサーチコンソールの登場で、これまで
どういった検索キーワードで自社のサイトに見込み客が来ていたのか分かりませんでしたが、
それがついに無料で見れるようになりました!
その設定方法と見方はまた改めて書くとして、
集客してくれている記事を分析して、
その結果としてあなたの売上をもっと伸ばすことができます。
例えば、「GoogleAnalytics 設定」というキーワードで流入の多い記事があるとします。
その時にその記事で最後に紹介するCall To Actionを
「GoogleAnalyticsの設定方法レポート」をつければ、
検索した見込み客の求めているものとマッチししますので、
リードは取れるわ、Googleからの評価も上がるわで、最高です。
そういったように、過去に書いたコンテンツがどのように集客してくれているかを、
一度立ち止まって確かめる必要もあります。

間違いその9:完璧主義になること

あなたのコンテンツが完璧になることはありません。
よく考えてみて下さい、
GoogleやMicrosoft、Appleというのは世界中から優秀な人材を集めていますよね。
それでもなぜ彼らがリリースする商品の中には、
たくさんのバグが有るのでしょうか?
完璧主義になっても良いことはこれっぽっちもありません。
その時の最善を尽くすだけでいいのです。
あなたのコンテンツは常に進化し続けています。
むしろ進化し続けなければおかしいです。
だから、今ここのコンテンツというのは決して手を抜いているとかではなく、
今ここのあなたにとっては最高のコンテンツだということです。
そのコンテンツをまだ見ぬ見込み客に届けましょう。

解決策:最低限の満足ポイントを見つける

とりあえずまずはリリースしてしまいましょう!
そして、その後改善していきましょう。
私もコンテンツを最初から完璧なものとしてリリースはしていません。
むしろキャッチコピーや内容に対してマーケットがどのように反応するのか、
それを知りたくてスピードを持ってまずはリリースすることを心がけています。
いつまで経ってもあーでもないこーでもないと言っているより、
最低限の文法ミスやスペルミスなどをなくしたらリリースしてしまいましょう。
あなたが悩んでいるよりも、反応があるかもしれないですし、
逆に思ったよりも反応がないかもしれません。
その答えを知っているのはマーケットのみです。
そして、そこから改善していけばいいのです。
あのAppleさえも、その時の最善のものをリリースはしているでしょうが、
それでもあのマップアプリはひどかった(^.^;
ただそこでリリースを延期するよりは出してしまうことを
決断したのではないでしょうか。
スピードこそ命です。

間違いその10:更新をやめてしまうこと

記事の数を増やしていけばトラフィックも増え、
いつの日にか毎月10万PVのオウンドメディアを持てる、ということを
これまでに聞いたことがあるかもしれません。
それは全くもってその通りなのですが、
もう1つ大事なのは、コンスタントに続けていくことです。

解決策:最新情報にアップデートする

Googleが評価してくれるコンテンツの要素の1つに、
最新の情報を掲載しているというのがあります。
実際にこれに当てはまるオウンドメディアの成功事例として、
Facebook広告のこちらのページがあります。
「Facebook広告」で検索すると、
本家のFacebookの用意したFacebook広告に関するページよりも上位に来ます。笑

Facebook広告のオウンドメディア

Facebook広告のオウンドメディア


このページの持ち主曰く、
このサイト内にはページが3ページしかないそうですが、
このキラーページが勝手に集客してくれ、
大企業も含め、多くの企業からの問い合わせもあるそうです。
なぜこのようになっているかというと、
本当にシンプルなのですが、アップデートがあれば、
その度に最新情報にアップデートしてるだけとのこと。
熾烈なSEO競争が繰り広げられているサイトの業種の内の1つに
グルメサイトがありますよね。
食べログなんかはかなり多くのページがありますが、
彼らが何をしているかというと、店舗にページの更新をさせ、
そのデータを常に最新情報にアップデートしてもらっているのです。
その結果として、自社のサイトページの検索順位も上がるという…
んー賢いですね。笑
ともかく、WordPressをお使いなのであれば、
固定ページを最新のものに更新するだけでも違います。

間違いその11:SNSの流入のみに頼ること

人間を簡単に依存症にする方法わかりますか?
その答えは、即レスです。
つまり、投入したものに対してすぐに結果が出るようにすれば、
人間を依存症にすることが簡単にできます。
例えば、パチンコやアルコール、ドラッグやセックスに依存してしまうのは、
それらが簡単に快楽を得られるからですね。
普通、快楽を得ようと思ったら、
1日かけて富士山に登ったり、
フルマラソンを走り切ったり、
記事をコツコツと書いていったり、
食べたいのを我慢して理想の体型を手に入れたり、と
何かしら努力の代償として手に入るものです。
でも、上にあげたようなインスタントな快楽は、
何の努力の必要もなく、パッと手に入るものです。
(逆に言えば、仕事を楽しむコツはそういうところですが…)
同じように、サイトへのトラフィックを得ようと思ったら、
SNSが手っ取り早いです。
しかしながら、オウンドメディアや
コンテンツマーケティングをあなたがする理由は、
決してそのような一瞬の快楽を手に入れるためではありませんよね。
むしろ、どのキーワードでどの記事に到達し、
どれくらいCVになったのか、ということです。
つまり、売上!それ以外はないです。
そのためには、SNSのトラフィックだけに頼るのは下策です。
実際SNSで有名でもお金になってない人はいます。
あなたはそうならないように。

解決策:データに基づいてPDCAを回す

解決策としては、
Googleアナリティクスで、
きちんと分析するということです。
さらに言うと、
Googleサーチコンソール(こちらも無料です)を連携させ、
どのようなキーワードで流入し、
どのようなキーワードで流入した見込み顧客が
コンバージョンしているかの確認
が絶対的に必要です。
これがまさにSEOであり、
コンテンツマーケティングのSEO施策の面における真髄です。
SEOというのは別に難しいことじゃなく、
データに基づいてPDCAサイクルを回すというだけです。
そして、コンバージョンの高いキーワードを元に、
さらに記事を作成していき、
サイトとしての価値を高めて行く。
それこそがGoogleが企業に対して求めていることであり、
いわゆる質の高い記事というものです。
Google が掲げる 10 の事実にもそう記載されています。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」と。
ユーザーが検索した時に最も必要な情報が、
最も上位に表示されるようにGoogleは常に頑張っています。
その流れに乗っかるだけです、It’s simple.

間違いその12: 新規顧客ばかり追い続けること

オウンドメディアを始めると、ついつい見失いがちなのですが、
新しい訪問者のことばかり追い続けて、
これまで商品を購入してくれた方や、
既にメールアドレスを登録し読者登録してくれた方のことを
ついつい忘れがちです。
もちろんオウンドメディアで記事を作成していく目的は、
顧客の集客に他ならないのですが、
ただ読んでるだけの人よりもメルマガ登録してくれてる人の方が大切なお客さんですよね?
そのため、既にメルマガ登録してくれた方に対してきちんと、
ナーチャリング(顧客教育)する必要があります。
それこそが計測と予測でき、安定した売上に繋がるのです。

解決策:大切な顧客を囲うこと

オウンドメディアのゴールは、
ただ読者に対して、面白い!と膝を打たせることではありません。
読者→登録者→見込み客→顧客
この流れを作り出し、売上を安定させることです。
そのためには、それぞれの段階での顧客の扱いを当然大きく分ける必要があります。
博愛平等主義者や、特別扱いを求める一部のクレーマーは嫌がるかもしれませんが、
みんな平等ではありませんし、一番大事なのは上得意客様です。
顧客満足度の高さで有名なリッツ・カールトンなどでさえ、
金払わん奴は客じゃない(超意訳)
と言ってます。
あくまで顧客が大事なのであって、
冷やかしやクレーマーは客じゃないんですよね。
むしろ、冷やかし、クレーマーを排除してるからこそ、
本当の顧客に対して最高のサービスを届けられるのですね。
そう、だから、この既存客に対して真摯に向き合い、
彼らの悩みや現実を理解、共感し、
その問題を解決できるようサービスを提供するのです。
それこそ、オウンドメディアの真の目的、ゴールです。
ひいてはあなたのビジネスの安定化に大きく貢献します。

最後に

あなたはいずれかの間違いを犯していましたか?
ぜひ感想などコメントしてもらえたらと思います!

『メルマガを送る前のチェックリスト』無料プレゼント!

あなたが書き終えたメールを、 今まさにメールを送ろうとしています。 もしかしたら、せっかく書いたメールも、 無駄になってしまうかもしれません…。 「神は細部に宿る」と言うように、 「送信」ボタンを押す前にチェックすべき次項がいくつもあります。 メールマーケティングは一歩間違えれば、 スパムになりかねません。 そのような状況はどのように回避したらいいのか? メルマガを送る前のチェックリストをpdfファイルにまとめました。 あなたがメルマガを発行するときなどに、 ぜひご活用ください。 きっとメールのキャンペーンでの効果も、 読者の満足度も上がるでしょう。 ぜひこちらからダウンロードしてください。

メルマガチェックリストを無料でダウンロードする

pdfファイルに記載している各ステップの詳細については、
↓こちらの記事をご覧ください。

あなたが書き終えたメールを、 今まさにメールを送ろうとしています。 もしかしたら、せっかく書いたメールも、 無駄になってしまうかもしれません…...

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

絶妙なサブヘッドラインの書き方

コンテンツマーケティングで注目を集める5つの方法

優良な顧客リストを構築する13の無料オファー

Podcast第010回目「コンテンツマーケティングの始め方ステップ1」

ゼロから始めるコンテンツマーケティング:初心者のためのシンプルな3ステップ

コピーに潜むコンバージョンキラーとそれを克服する方法