Podcast第062回目「人に尋ねる前にやるべきこと」

今回のテーマは
「人に尋ねる前にやるべきこと」
先日、他人のセミナーが開催するセミナーに参加しました。
セミナーの内容は素晴らしく、何の問題もなかったのですが、
問題はQ&Aコーナーで起こりました。
何が問題だったのか?
・Q&Aコーナーで質問した人たちに対して思ったこととは?
・良い質問の例
・マーケティングをどんな人から誰から学ぶべきか?


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【向井】 こんにちは、向井です。
【杉田】 こんにちは、杉田です。
【向井】 コンテンツマーケティング集客のツボ、ポッドキャスト始まります。今日は、こういう経験してませんかとか、こういうことしてませんかっていうことをちょっとお話ししたいと思います。昨日、私自身ではなくて人さまのセミナーの後ろのほうに座っていたんですけど、そこでQ&Aコーナーって、セミナーの話ししたあとに何か質問ありませんかって聞くじゃないですか、大体。そのときに手を挙げて質問されていたんですけど、この質問の内容がやってない人の質問。例えばチラシをまくとして、チラシを出すときにこういうふうにやらないほうが、避けたほうがいいことって何かありますかみたいな質問とか、例えば、何かジョイントベンチャーのお願いをするときに気を付けたほうがいいことってありますかって聞いたりとか。
【杉田】 あるあるだよね。
【向井】 質問の内容がどうしても答えを求めているんですよね。例えば集客がうまくいってないとして、どうしたらいいですか? みたいなというか。ごめんなさい、僕も表現が難しいんですけど、昔の自分もそうだったからすごいよく分るんですけど、何か魔法の薬を求めるんですよね、質問で。伝わります? これ。
【杉田】 僕は分かるよ。
【向井】 これ、分かってる人からしたら浅いなと思う。子供じみてるとは言わないんですけど、やってないんだろうなみたいな。どうせ仮にその魔法の答えを聞いたとしても、絶対にやらないですからねというのが分かる感じの質問なんですよ。分かるかな、これ、この感じ、分かりますよね?
【杉田】 言ってることは分かるけど、多分伝わらないだろうなと思う。
【向井】 だから要はテクニックです。もっと言うと魔法のテクニックを探してるんですよ。例えば絶対反応が取れるセールスレターのヘッドラインを教えてくださいとか、そういう感じです。ないから、というか、ないよ、そんなもの、状況がみんな違うんだから。そんな通り一遍でビジネスがうまくいったら苦労しないわっていう話ですよ。もちろん原理原則というか、ルール、法則みたいなのはありますけど、最低限守るべきことみたいのはありますけど、それをどう自分のとこに落とし込むかっていうことを考えてほしいのになみたいな。その質問が出たのが結局その1番最後だったんですよ、セミナーをやってる最後。今までの話は何だったんだろうみたいな。
【杉田】 なるほどね、そこで止まっちゃったんだね、その人がね。
【向井】 そうそう。でもこれ、切羽詰まるとこうなるんだなと思うんですよね。
【杉田】 どうしたらいいんだろうって思って来てるからね、セミナーに来てる人はね。じゃあ、どうしたらいいんですかっていう質問するよね。
【向井】 だから、そのwhat toだけじゃなくて、how toもちゃんと教えているんですよ。そこでその質問をするということは、心配なんでしょうけど、帰ってやれよって思うんですよね。
【杉田】 でも、人のタイプによるんじゃない? 僕はすごくあまのじゃくなタイプだから、ステップバイステップでこうしてこうしてこうしてこうって言われると、ちょっとここをこうしたほうがいいんじゃないかってアレンジしたくなるタイプ、1番成功しないタイプだよね。まず完結させてからアレンジ加えないと、よく分からない感じで、中途半端になっちゃうから、それはそれでよくないけど、そのステップバイステップで終了しちゃう人も、それはそれで怖いよね。だってこの型から動かせないから、これが使えなかったら終わりっていう。人によるっていう話にもなるけど。
【向井】 これは何と言えばいいか分からないんですけど、自分が極めていれば極めているほどそれを感じました。昔自分もそんな質問をしてたなみたいな。例えば僕が本当に質問していたこととしては、ことあるごとに、どんな本がお勧めですかって聞いていたんですよ。これ分かります?
【杉田】 いいんじゃない?
【向井】 だから自分が今読んでいる本じゃなくて、そんな素晴らしい万能薬、全ての問題を解決してくれるような本があると思っているからそういう質問をするわけですよ。そういうことです、今僕が言いたかったのは。そういうことを言っていたらあかんっていう話ですよ。
【杉田】 じゃあ、仮にだけど、よい質問はどういう質問?
【向井】 まず大前提として、こういう状況がありますと。例えば僕は今○○で悩んでいます、○○で悩んでいて、だから実際に行動してみたんだけどうまくいきませんでしたと。この状態を解決するにはどうすればいいですかみたいな。って言われると、なるほどってなるじゃないですか。だけどバックリと、例えばどうしたらいいんですか、売り上げを上げるためにはどうすればいいんですかって聞かれると困る。
【杉田】 そりゃあそうだよね、もちろんね。
【向井】 その打つ手がいっぱいありますからね。
【杉田】 しかも売り上げって、それは利益なのか粗利の部分なのかみたいな。
【向井】 広告費バコーンって突っ込んだらいいですよっていう話ですよ、逆にいうと。
【杉田】 売り上げ上がるよね、それ、粗利減るけどね。
【向井】 そうそうそう、マイナスかもしれないけどね。いや、だから、何だろうな、やっぱり難しいのかなとも思いました、落とし込むっていうのが。
【杉田】 でも、やっぱり、そもそも、そもそも論として全体像が見えてないからっていうのは仕方ないところはある。
【向井】 そう、絶対そう。僕、だからやっぱりあらためてそれやらないと駄目だなと本当に思いました。今そういうコンテンツを作成中です。それは僕のためにもやるべきだなと思いましたし、みんなのためにもやるべきだなと思いました。全体像が分からないとやっぱり戦術に踊らされるというか、○○がいいと聞けば○○をやり、××がいいと聞けば××をやりっていうことを一生繰り返していく。
【杉田】 何かちょっとずれる話かもしれないけど、子どもにいろいろ教える機会があって、すごいこれ大事な力だなと思うところで、やっぱり読解力っていうのとちょっと違うかもしれないけど、結び付ける力ってすごい必要だなと思っていて。例えば全く新しい物事を例えばセミナーで習って、これ使えるって思ったときに、でも過去の自分の経験の中で近いものって絶対あるわけじゃないですか。例えばその人がこういう業界に働いていて、じゃあ、こういう業界の場合は、多分これってこういうことでこういう心理が働いていてとかっていうのもあると思うし、最悪、現代に生きていると、自分だったらそういう広告が出てきたらこう思うんですけど、みたいなぐらいは絶対に思っているわけじゃないですか。だから自分が、その自分のほしいお客さんだったとしたら、こういうふうな感じで出てきたほうがうれしいと思うんですけど、その場合ってどう出したらいいの? みたいな話だったら、それだったらこう出せるよみたいな話ができるから、だからそういう結び付け方じゃないけど、別のものとして全部覚えていこうとするから横に渡らないでしょ。それってすごくもったいないでしょ。自分が今まで生きてきた中のものって全部結び付くはずだから、新しいものもね。そうなると、だからその広がりがすごくできるので。
【向井】 記憶力のいい人ってそうだと思いますよ。
【杉田】 そうだね。あと、すごく本当に記憶力のいい人は、例えばスパイの人とかは、文字とかは映像で覚えていたりするっていうから。
【向井】 それうらやましいですね。
【杉田】 映像というか、そっちの記憶のほうが強いんでしょ、言語よりも。言語よりもかたちとかものとか。
【向井】 言語ってあとからできた機能だからね。
【杉田】 そうそう。だから開発していくとそっちのほうが強いらしい。知らない言語の新聞紙を逆さまに記憶しても記憶できる、画像で記憶してるから。で、あのときのあれは、ここがこんな感じのかたちでしたみたいなのは分かってるんだって。それは特殊能力だけど、でも、そういう覚え方するじゃないですか。例えば色とか味とか、分かんないけど匂いとか、そっちのほうが実は覚えていたりするみたいな。
【向井】 だってリンゴっていったら絶対赤い色思い浮かべますもんね、そういう話ですよね。
【杉田】 そっちのほうがいいっていうもんね。だから語呂で覚えるのも、あれは音のほうが覚えやすいから音で覚えるっていう。
【向井】 なるほどね、そういう理由だったんですね。
【杉田】 だから言語は覚えにくいからね。
【向井】 確かに。そうか、そういう意味でいうと、ちょっと話の本質からそれちゃったかもしれないですけど、やっぱり質問ができるということは理解してるということなので、もちろんしないよりはしたほうがいいかもしれないです、質問をね。だけど、やっぱり全体像を教えてくれる人のところでちゃんと学んだほうがいいと思いますね。結局いろいろ話を聞くと1本の幹になってるみたいな。そこに枝葉を付けるって簡単なので。まず幹を自分の中に持つ。自己啓発とかそういうのじゃなくて単純にね。特に集客、マーケティングに関してはもうあるので、そういうのが、っていうところかなってすごい感じました、僕は昨日その質問を聞いて。こんな感じでよろしいでしょうか。では、本日もありがとうございました。
【杉田】 ありがとうございました。

Podcastで聞くことができます。

 

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