Contents
あなたもこんなことしてないでしょうか?
もしくは、知り合いにこんなことしてる人いませんか?
とある交流会で、佐藤さん(仮名)という男性と出会いました。
私たちは互いに名刺交換をし、どんな仕事をしてるかを話したところ、
佐藤さんは興味を持ってくれたようで、私としても嬉しかったです。
それが数ヶ月前の話。
それから、佐藤さんからメルマガが送られてくるようになりました。
きっと佐藤さんは交換した名刺に書いてある名前と名刺を、
メールの配信リストに加えたんでしょう。
ただ、私に何の断りもなく。
それからというもの、週一ペースでメールが送られてくるようになりました。
でも配信の方法を見ると、メールの一斉配信で、
Bccを使っているようでした。
また、私は佐藤さんの事業内容には興味なかったので、
メールの内容はほとんど読んでませんでした。
だから購読解除したかったんですが、
購読解除のリンクがメールのどこにもなかったので、
解除したくても解除できないんです…
そのため、送るのをやめてもらうには、
「送るのをやめてください」とわざわざ送らざるを得ない…
私も良識を備えた一市民なので、
そんな角の立つことは、進んでしたくないです。
だから、私のとった自衛の手段は、
「迷惑メールとして報告する」だったとさ。
…幸運なことにこんな事実はありませんでした、
安心してください。
でも、この伊東さんのメールマーケティングの手法は、
スパムメールと言えます。
メールの配信に関する法律にも違反してますし、
このやり方がどういう悪夢をもたらすか分かっておらず、
事態はより一層悪い方へ進むことになるでしょう。
少なくとも、私はこのような一方的なやり方にはイライラさせられるので、
今後一緒にビジネスを始めようとはならないです。
メールマーケティングの約束事を守らないがために、
大切な資産を失うことになりました。
それはメールマーケティングの大切な原則、
顧客と信頼関係を構築するという目的を達成できないですよね。
むしろそこからは遠い場所にあります。
あなたは絶対にこんなことをしないでください。
簡単なルールを守りさえすれば、
あなたのブランドを傷つけたり、問題が起こったり、
そんな厄介ごとから免れられます。
メールマーケティングの約束事とは?
日本には、特定電子メール法という法律があります。
この法律がメルマガ発行者を縛っています。
そして、ただの法律ではなく、この法律に違反すると、なんと、
最大3,000万円以下の罰金が課されます!
小さな会社だったら吹っ飛びますね。
というわけで、約束事たる特定電子メール法の中身を見てみましょう。
禁止されていること
以下の人達以外に送ることは禁止されています。
- あらかじめ、特定電子メールの送信をするように求める旨または送信をすることに同意する旨を送信者または送信委託者に対し通知した者
- 自己の電子メールアドレスを送信者または送信委託者に対し通知した者
- その広告または宣伝に係る営業を営む者と取引関係にある者
- その他総務省令で定めるところにより、自己の電子メールアドレスを公表している団体または営業を営む個人
また、
上記の例外に該当する場合であっても、受信者が送信の停止を求めた場合は、その意思に反して特定電子メールを送信することは原則禁止される。
簡単に言うと、
- メールの配信に同意した人
- メルマガ登録フォームにオプトインした人
- クライアントや取引先
- メールアドレスを公表している人
にだけ送ることができます。
また、登録解除はいつでもできるようにする必要があるということです。
これ守らないと、刑罰に課されることもあるってことですから、
注意しないといけないですね。
なぜリスト構築の時にショートカットをしてはいけないか?
あなたは起業家として、顧客リストがビジネスにおいて
最も重要な役割を担うことは重々承知されているはずです。
だからこそ、多くの人は手っ取り早くリストに、
メールアドレスを加えるショートカットの道を探し、
そして、急に売り込みを始めてしまいます。
まぁ送ったからと言って罰金刑に処されることなんて、
ほとんどないでしょうが。
一応、名刺に書いてあるリストに対しては、
メルマガを送ってもいいことになっていますが、
それでも「送ってもいいですか?」と一声かけるのが、
大人のマナーでしょう。
少なくとも、突然送られてくるよりも、
「私は毎日メルマガを発行していて、
○○さんにもお役に立つと思いますので、
送らせて頂いてよろしいでしょうか?
解除はURLからすぐに出来ますので」
と一言送るだけです。
でないと「何だコイツ」ってなるでしょ?
土足でいきなり玄関口から入り込むようなもんですからね。
忘れてならないのは、
メルマガの発行目的は強固な顧客リストの構築です。
最低限の法律は守った上で、
正しくメールマーケティングをしましょう。
でないと、何の意味もないです。
まとめ:メルマガ発信時の注意点
メールを配信するのは以下の人達にだけ
- メールの配信に同意した人
- メルマガ登録フォームにオプトインした人
- クライアントや取引先
- メールアドレスを公表している人
名刺交換をしたとしても、一声メルマガを送っていいか確認する
最低限のマナーです。
いつでも購読解除できるようにする
さもないと「迷惑メール」に認定されて、
本来届けたい人へのメールの到達率が落ちます。
メルマガの配信スタンドを使う
プロと見られるためですね。
Bccでの一斉配信はダメゼッタイ。
以下の項目を署名に明記する
- 名前
- 住所
- 連絡先
友達同士のメールのやり取りじゃないんだから…。
以上!気をつけて行きましょう。
あなたが書き終えたメールを、 今まさにメールを送ろうとしています。 もしかしたら、せっかく書いたメールも、 無駄になってしまうかもしれません…。 「神は細部に宿る」と言うように、 「送信」ボタンを押す前にチェックすべき次項がいくつもあります。 メールマーケティングは一歩間違えれば、 スパムになりかねません。 そのような状況はどのように回避したらいいのか? メルマガを送る前のチェックリストをpdfファイルにまとめました。 あなたがメルマガを発行するときなどに、 ぜひご活用ください。 きっとメールのキャンペーンでの効果も、 読者の満足度も上がるでしょう。 ぜひこちらからダウンロードしてください。
pdfファイルに記載している各ステップの詳細については、
↓こちらの記事をご覧ください。