書き始められない時に:バシッと始まる5つのオープニング


記事を書く前に、
何と書き始めたらいいか
悩みませんか?
メルマガや記事、動画の脚本など、
一連の流れのあるストーリーを作ろうとすると、
どうしても手が止まってしまうこと。
誰しもがあることです。
何億円と稼いでいる
プロのライターですらあります。
書き始めのオープニング、
どうすればいいんでしょう?

一般的に、
コピーライティングの勉強を始める時、
最初に言われるのは
ヘッドラインの話だと思います。
これまでにも色々なところで聞いて、
ヘッドラインの重要性は、
重々理解されていると思います。
Facebookのタイムラインや
Yahoo!ニュースなどで、
その記事を読むかどうか、
クリックするかどうかは、
タイトルで決めますよね?
では、続いて、
2番目に大事なのは、
何でしょうか?
コピーライターのマスター、
ユージン・シュワルツは、
1週間の内のほとんどを、
セールスコピーの最初の50文字を、
作るために費やすことがしばしばあったそうです。
そう、つまり、
2番目に大事なのは、
オープニングです。
でも、そのオープニングが、
何と書けばいいか分からない…
この記事面白そうだなと
タイトルを見て思ってくれた人は、
次に読み始めますよね。
でも、そこでさらに、
読み手を掴まなければ、
「思ってたのと違う…」
とすぐに離脱してしまいます。
だから一貫性のあるものにしないといけないとは
頭では理解しているけど、
実際に何と書けばいいか浮かばない…
書いてみても、
何だかしっくりこない…
これは例えるなら、
お店に入ることを想像してみてください。
看板や店の外観を見て、
「お、このお店良い感じだな」
と思ったとして、
中に入ったら、
テーブルクロスも汚いし、
イスやソファもボロボロ…
雰囲気がある、と言うよりは、
ただ単に汚いだけ…
他の客も、
「この人達と一緒にされたくないなぁ…」
と思うような雰囲気・身なりの人ばかり。
もしそんなお店に入ったらどうでしょう?
すぐにでも帰りたくなりませんか?
タイトル・ヘッドラインと、
オープニングも同じ関係です。
実際に、タイトルがどれだけ秀逸でも、
本文との整合性が取れていなければ、
Google Analyticsで言うところの
「直帰率」にモロに出てきます。
では、読み手を掴んで離さない、
オープニングとは一体、
どんなものでしょうか?
その5つの手法をまとめましたので、
早速ご覧ください。

読み手を掴んで離さないオープニング5選

質問をする

質問をしましょう。
質問をすると、その話題に対して、
読み手の意識をフォーカスさせることが出来ます。
例えば、この記事の場合、
「記事を書く前に、
何と書き始めたらいいか
悩みませんか?」
と書き始めています。
そうすることで、
この質問に対して
「YES」であれば、
読み進めるでしょうし、
そうでなければ、
離脱するでしょう。
また、このような質問をすることで、
読者に対しても制限をかける=フレーミングが出来ますし、
一方で、自分自身にも、
制限をかけることが出来ます。
つまり、記事を書く時で困るのは、
「何書こう」とか「何の話しよう」と書き始めて、
気付いたら思っていたのと全然違う結論に行き着いて、
ボツにするとか、よくあると思います。
もちろん私にもあります。
でも、最初にドカンと
質問をぶち上げてしまったからには、
そこからは外れることが出来ません。
そのため、スラスラと
一貫性のあるストーリーを
書くことが出来ます。
読者にとっても、
これから何の話をするか分かるので、
読むかどうかを判断できるし、
書き手のあなたにとっても、
書き始めやすいので、
とても有効なオープニングです。

逸話や引用をシェアする

逸話や引用のシェアも、
めちゃくちゃ簡単に書き始められる
オープニングの1つです。
例えば、

お前がいつの日か出会う禍は、
お前がおろそかにしたある時間の報いだ。
もしあなたが、「行動できない」と
悩んでいるのであれば、
もしあなたが、行動できないことに対して、
罪悪感を抱いているのであれば、
もしあなたが、「今の状態」が
これから先の5年、10年経っても
変わらないことに恐怖を抱いているのであれば…

・・・とかいうオープニングはどうでしょうか?
いやぁ、
ナポレオンは良いこと言うね、
やっぱり。
逸話だったら、
こんな感じですかね。

とある男の話です。
彼は22歳で商売を始めましたが、
その商売に失敗しました。
23歳の時に議員になるために
立候補しましたが落選しました。
24歳でまた商売に失敗しました。
29歳で選挙に落選しました。
31歳でも選挙に落選しました。
34歳でも選挙に落選しました。
46歳でも選挙に落選しました。
47歳でも選挙にに落選しました。
49歳でもまたまた選挙に落選しました。
でも、彼は最終的には、
アメリカで最も偉大な大統領として、
国民から評価されました。
彼の名は、エイブラハム・リンカーン。

エイブラハム・リンカーン


とかどうでしょう?
ここから
「諦めないことが大事だよ!」
という自分のメッセージにつなげることも
可能ですよね。
いずれにしても、
多くの人が偉人の名言や逸話が大好きなので、
このオープニングは使いやすいです。

イメージさせる

一度、脳内でイメージしてしまうと、
それはこびりついてしまい、
離れることができません。
例えば、
今からあなたの目の前に、
小さな手のひらサイズの
ピンク色したカワイイ象がいるのを
イメージしないでください
と言われたらどうでしょう?
イメージしちゃダメなんですよ。
イメージしてないですか?
・・・まぁイメージしちゃいますよね(^.^;
人間の脳は、
単語に反応して、
「禁止」の意味は
理解できないそうです。
だから、冒頭は、

  • 「イメージしてください」
  • 「今から言うことを思い描いてください」
  • 「こんな時どうしますか?」

とか言うと、イメージしてもらいやすくなります。
ここで大事なのが、
「考える」ではないことです。
考えるのではなく、
イメージしてもらうのです。
論理性だけでは、
誰も動かないのでね。

例えを用いる

例示は私はよく使います。
もはや口癖なのか、いつもいつも
「例えば」と言ってしまいます。笑
これは私のものよりも、
もっと強烈な世界一売れたセールスレターがあるので、
そちらを紹介しましょう。
どうぞ。

読者の皆様
今から25年前。
春も終わりに近い晴れ渡ったある日のこと、2人の青年が同じ大学を卒業しました。
この2人は、成績はともに中の上、ともに好青年という、いわゆる似たもの同士でした。
当然、卒業生の多くと同様、あの日も将来への大きな夢に胸を膨らませていたのです。
そんな2人が、最近「卒業25周年記念式典」で出会いました。
2人は学生時代のように、似たような生活をしていました。
ともに幸せな結婚をし、ともに3人の子どもがいます。
おまけに、卒業後、ともに中西部のメーカーに就職し、今もそこに勤めていることが分かったのです。
しかし、2人には違いもありました。
1人はその会社の小さな部署の課長、もう1人は社長だったのです。

これは世界一売れたセールスレターと言われる、
ウォール・ストリート・ジャーナルのセールスレターです。
数十年近く、数多くのセールスレターが、
このセールスレターを打ち負かそうと挑みましたが、
どれも無残に散っていったそうです。
最近になってようやく打ち負かす
セールスレターが出てきたそうですが、
それはまた別の時の話にとっておきましょう。
話を戻すと、
このオープニングにいる、
2人の青年は実在しません。
たとえ話です。
でもグッと引き込まれませんでした?

ショッキングな統計を引用する

統計も私大好きです。
同じように、
統計データ好きな人、
多いんじゃないでしょうか?
とはいえ、
ただの数字の羅列とかでは、
意味がなくて、
きちんとユニークで、
驚かされるようなもので、
ショッキングな内容でなければいけません。
例えば、
私がよく使う引用としては、
こちらですね。

【顧客獲得に効果的なメディア】1位:サーチエンジン、2位:メール、3位:ソーシャルメディア


こちらは、
アメリカのマッキンゼーのデータなんですが、
ぶっちゃけSNSのマーケティングなんて意味ないよ!
と言ってます。
こういうデータは、
このデータだけで、
ニュース性があるし、
耳目を集めます。
だって、
日常生活って、
退屈でしょ?
だから、
ドキッとさせられたいんですよね。
同じく、
「宝くじに当たった人のその後」
とかも同じく統計ですよね。
まぁ実際、言われていることのほとんどは、
嘘っぱちで、ほとんど皆幸せに暮らしてるそうですが。

オープニングは2番目に重要。では3番目は?

以上、オープニングの書き始め方を、
紹介してきましたが、
続いて3番目に重要なことにも、
少しだけ触れておきたいと思います。
3番目に重要なのは、
クロージングです。
デートと同じです。
いくら最初が良くても、
終わりがダメであれば、
全て台無しですよね!
私はオープニングの方が得意で、
クロージングはヘタなのですが、
・・・ライティングの話ですよ?笑
いずれにしても、
オープニングさえ固まってしまえば、
書き始めることができますよね?
もし使っていないオープニングがあれば、
ぜひ使ってみてくださいね!

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  1. […] オープニングで巻き込んでいって、 そして、次は、サブヘッドを見て、 […]

  2. […] 章ごとのタイトルです。 ヘッドラインで読者を惹きつけて、 オープニングで巻き込んでいって、 そして、次は、サブヘッドを見て、 […]

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