なぜ「いいね!」を集めても売上にはならないのか?

注目されろ。USPを際出たせろ。目立たせろ。
そうすれば、熱狂したファンがあなたを見つけ、
あなたの商品を狂ったように買い漁ってくれる。

ここまで極端とは言わないですが、
似たようなこと聞いたことありませんか?
特に、ダイレクトレスポンスマーケティングを勉強し始めたばかりの人は、
USPって言葉や概念が大好きです。僕もそうでしたし。
あなたが「本物」である限り、
ソーシャルメディア時代においては、
これは間違いにはならないでしょう。
富も名声もすべてあなたのものになります。
でもちょっと立ち止まって、
少し考え直してみましょう。

ただ単に注目を集めれば、それだけで良いのか?

もっと具体的に言うと、
「いいね!」や「シェア」「リツイート」の数が多ければ、
それに満足して良いのか?
もちろん、ビジネスマンであるあなたの答えは、
「NO」だと思います。
「そんなことはブルシット=たわ言だ」と言うでしょう。
売上に繋がらなければ、
何の意味もないと。

赤字

費用だけかかってスッカラカン…


でも、この場ではそうは言いますが、
実際のビジネスの場面になると、不思議なことに、
そうとは言い切れないのです。
あなたも見たことありませんか?
他人様の名言をひたすら引用したり、
美味しそうな食事をアップしたり、
どこどこ行きました、とか、
そういう話ばかりしている人。
いや、別に自分個人のフィードだったら良いんですよ、それでも。
私もマラソン走ったりしてる途中経過とかも載せたりしていますし。
でも、よく考えて下さい。
一介のプロであるあなたが、
そんな投稿ばかりしていたら、見込み客は
「この人遊んでばかりなのじゃないか…?」
と思いますよね。
「本当にこの人に任せて大丈夫なんだろうか?」とか。
はてな

あの人何をしてる人なんだろうか?


確かに、教育的なコンテンツよりも、
「かわいい」とか「感動した」とか
「ニュース」系の記事の方が
「いいね!」が集まりやすいのは、
私も肌で感じています。
だから、あなたがどうしても
「いいね!」欲しさに、ついつい
そういう投稿をしてしまうのも分かりますが、
ビジネスマンたる
私達の目的は何でしょうか?
売上を上げ事業を継続させることに他ならないですよね?
その時に、集客の手段として、WEBマーケティングにおいては、
「SEO」と「メールマーケティング」が「ソーシャルメディア」マーケティングに比べてぶっち切りでROI高いなら、
そちらに投資すべきですよね?
つまり、
どれだけ大変で面倒で即レスポンスがなくとも、
地道にコツコツ記事を書き続け、
検索エンジンに狙ったキーワードでヒットさせること
この一連の作業が必要です。
ハブスポットもそう言ってます。

ハブスポットもそう言ってます。


「そんなの私やりたくない」
「めんどくさそう」
と感じる人は、残念ですが、
私とはあまり価値観が合わないみたいです。
別の「コピペで稼げる」系のところに行けばいいじゃないですか。
確かに、私たちは注意欠乏の時代に住んでいるので、
ほとんどの人が、自分の方に注目を向けるのは難しいと考えてます。
「もう少し注意を引ければ…」
「もう少し自分の記事を読んでくれれば…」
そんなふうに思っているかもしれません。
しかしながら、真実は違います。
今日においても、注目をひきつけるというのは、
決して難しいことではないのです。

あらゆるマーケティングフォーミュラに共通すること

事実、あらゆるマーケティングのフォーミュラは、
すべてアルファベットの”A”から始まります。
それはつまり、すべてのマーケティングは、
注目を引くことから始めないといけないということです。
まず最初のステップで注目を引くことができなければ、
次にどんな仕掛けが待っていようが、
その仕掛けが作用しようがありません。
これこそがヘッドラインが最も重要だということです。
だから、車の横には美女がいるんですね。
まずは車の方に目を向けてもらうために。

あなたもだんだん見たくな~る

あなたもだんだん見たくな~る


でも、ヘッドラインの役割は、
ただ注目を引くことだけではありません。
ヘッドラインの本当の仕事は、
ボディコピーの第1文を読んでもらうことです。
それがたとえ、Eメールでも、セールスレターでも、
ビデオだったとしても。
言うならば、もし見込み客が美女をガン見したとしても、
車を一顧だにしなかったら、そのヘッドラインは失格です。
実際にヘッドラインに「SEX」とデカデカと載せた
大人数の注目を集めるのにセールスレターがありましたが、
次の文章は、
「ところで、学生のうちから生命保険に入る意義をご存知ですか・・・」
と全く関係のない内容が続き、結果として
そのプロモーションは大失敗に終わったそうです。
それを聞いてお分かりかと思いますが、

注目を引いた後は何をすればよいのか?

注目を引き、1文目を読んでもらった後は、
セールスレターを一歩ずつ読み進めてもらいます。
読み進められるセールスレターには
次のような要素が含まれています。

  • 人々が欲しがるようなオファー
  • 信頼性の担保
  • 疑問や反論に答える
  • ベネフィットをアピールし、欲望と利益を煽り立てる
  • 見込み客に自分が顧客にふさわしいと感じさせる
  • 特典を付けて、欲求を高める
  • 疑いの余地のない行動の呼びかけ(Call To Actionをする)
  • 見込み客が今すぐ動かないといけない緊急性を設ける
  • 追伸などで再び行動の呼びかけをする

そのセールスレターを読んでいってもらう間に、
自然と、欲しくなってもらうのです。
その「自然と」というのが極めて重要です。

キツイ売り込みをしても百害あって一利なし

キツイ売り込みばかりされると、
見込み客は飽き飽きしてきますし、
もし信頼関係が構築できていない時に、
売り込みをしても、決して見込み客は購入には至りません。
というか、まぁ
普通に考えたら分かりますよね、
経験的にも(^_^;)
見込み客は、というか人間は誰しも、
「買いたい」のであって、
「売り込まれたい」のではないのです。
「買う」のはストレス解消方法として
行う人もいるくらいですよね。
「買う」と「売られる」との間には、
太平洋くらい大きな違いが横たわっています。
その差は果たしてどこにあるのか?

インバウンドマーケティングに成功する人、失敗する人

インバウンドマーケティングがうまく回れば、
それはそれはありがたいですよね。
あなたが靴底を減らして、一軒一軒営業先を開拓せずとも、
向こうから「ぜひクライアントになりたい」と言ってくれるんですから。
その結果、本来注力すべき売上アップに取り組むことができるし、
時間もいつも決まった時間に始めて終わることができるし、
(営業ばかりだったら顧客の都合優先なのでそうはいきません)
もちろん家族や趣味の時間もとれますし、
「システム」を調整するだけでいいので、
キャッシュの予測も立つので、精神的に非常に落ち着けます。
あなたは売上、つまりは資金確保のために、
必死に駆けずり回って、見込み客から
「もう二度と電話かけてくんな!」と言われたくはないと思います。
まぁそこまで言われないにしても、
「最近『仕事ください』しか言ってなくて、電話しづらいな…」
なんて感じたくないですよね。
そんな風になりたくないあなたがすべきは、
オウンドメディアの構築と育成です。
具体的には、キーワードを決め、
そのキーワードで流入するように、
大切にオウンドメディアを育てていくのです。
「Googleが質の良い記事を求めている」と言われますが、
どのようにして判断しているかは、
ユーザーが検索した時に求めていた情報が載っているかです。
「いいね!」には、キーワードなんて要素はありません。
SEOは、これだけ売上に繋がるとデータで出てるのにね。
さて、あなたはどうしますか?

コツコツやるか?それとも…

コツコツやるか?それとも…


コンテンツマーケティングの基礎を抑えて、
コツコツと記事を書いていき、
狙ったキーワードの流入を増やし、
勝手に売れていく仕組みを築いていく金持ち社長と、
はたまた、いつまでも新しいテクニックに振り回され続け、
飽きたら、また意味のない写真や投稿を繰り返す貧乏社長と、
どちらになりますか?

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 この記事へのコメント

  1. […] れたり、 はてブで論評されたりしても、 それ自体は意味がない、でしょう? […]

  2. […] こちらのページも参照のこと: なぜいいね!を集めても売上につながらないのか? […]

  3. […] こちらのページも参照のこと: なぜいいね!を集めても売上につながらないのか?   Podcastで聞くことができます。 […]

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