Podcast第009回目「代理店は死ぬ」

今回のテーマは
「代理店は死ぬ」
このままいくと、代理店ビジネスは死にます。
少なくとも、○○○を出さない限りは…
では、どうすればいいんでしょうか?
・代理店の現状と未来
・代理店が生き残るために必要な○○○とは?
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【向井】 こんにちは、向井です。
【杉田】 こんにちは、杉田です。
【向井】 コンテンツマーケティング集客のツボ、ポッドキャスト始まりました。今日は代理店の話をしたいと思います。代理店というよりは、まず、そもそも外注の話をしましょうか。本来自分たちがフォーカスするべきことってあるじゃないですか。僕の場合だったらコピー書くとか、コンテンツつくるとか、そういう話になってきます。杉田さんの場合だった映像とかですよね。例えばそれ以外の業務ってあるじゃないですか。僕、本当、今日すごい嫌になったんですけど、Facebook広告のバナーを頑張ってつくっていたわけですよ。頑張ってつくっていたけれど結局通らなかった。俺がバナーをつくるのにかかった30分とか40分の時間はどうなるんだと思って、そこから出稿にかかった20〜30分みたいな。結局1時間ぐらいかかって、結局通らないというのが分かっただけという。
【杉田】 まあまあ、勉強になりましたっていう感じ。
【向井】 文字数の話とか、文字数じゃなくて比率? 画像全体の20%以下でしょうみたないな。だし、これどのポリシーに引っかかっているんだろうみたいなのも、フーン? みたいな。でも何か微妙なんですね。例として出てるのも、黒人の男性と出会いましょうみたいなのと、ほかの黒人の男性と出会いましょうみたいな。これ、ほかのが付いたら駄目なんですね。意味分からない。マジで意味が分からないと思いません?
【杉田】 うん、ちょっとよく分からない。
【向井】 よく分からないですけど、でも書いてあるんですもん、それ、本当に。何かここは触ったら駄目なところなんだなと思って。そうだな、もう代理店に投げるのも一つだなとすごい思いましたね。だって、そればかり考えているプロじゃないですか。そうは言っても、じゃあ代理店に任せようと思ったときに怖くないですか?
【杉田】 まあね。
【向井】 何でかというと、誰を信じたらいいだろうみたいな。いっぱいいるじゃないですか、代理店って。で、みんな条件って一緒でしょ? 運用費の20%とか、大体。そこで逆に思うのは、みんなどうやって仕事取っているのかな? と思って。
【杉田】 代理店が?
【向井】 代理店が。だって差ないじゃないですか。
【杉田】 会社の名前ぐらいしか。
【向井】 ですよね。
【杉田】 実績とか。
【向井】 だから、何かこれから、すごく思うんですけど、代理店ってどんどんなくなっていくんじゃないかな? って。それか集約していく、一つに、と思いますね。例えばですけど、最近でいうと某旅行代理店がぶっつぶれたじゃないですか。つぶれた会社だから別にいいのかな? てるみくらぶがつぶれたわけですよね。でも、それで、知っています? 結構ひどいというかあくどいことをしていたのを。
【杉田】 いや、詳しくは知らない。
【向井】 本当ですか。結局何でつぶれたかというと、23日に航空チケット払い出しシステムみたいな中にお金払わないと駄目だったんですって。それに間に合わなくなって、それが23日で臨時休業になって、24日は休み、25日でつぶれましたとなったんですね。で、22日まで日経新聞の新聞広告で、現金一括払いハワイ5万円みたいな。5万円! みたいな。僕ハワイ行ったことないから分かんないですけど、ハワイ5万円って。ハワイ行ったことあります?
【杉田】 ない。
【向井】 分かんない2人でしゃべっているからあれなんですけど、ハワイ5万って。
【杉田】 往復で何泊で?
【向井】 往復で結構いいところ泊りでみたいな。
【杉田】 じゃあ安いんじゃない?
【向井】 安いっていうか、絶対ウソでしょうみたいな。とか、台湾のビジネスクラスで往復でシェラトンに2泊3日、それが8万。
【杉田】 安いね。
【向井】 行きたいでしょ? だけどそれも一緒、現金一括ニコニコ払いみたいな。それが22日までなんです。つまり、23日の支払いに何とか間に合わせようと頑張ったんでしょうけど、間に合わず。で、結局何でつぶれたかっていう話なんですけど、結局彼らの売りというのが安さしかなかったんですって。昔はそれでよかったんですって。正規に、普通に買うとすごい値段ですよね。ヨーロッパとかでも昔はすごかったらしいですね。
【杉田】 そうだね、ちゃんと組んでもらってみたいな。
【向井】 そうそう。だけど、裏ルートじゃないですけど、ルートを通せば、代理店を通せば安くなる。それでデカくなったのがH.I.S.なんですよね。だけど、今の時代って、変な話、みんな自分で調べられるじゃないですか、ネットで。最近その通りだなと思うのが、中小の広告代理店で、今僕のクライアントの人が言ってたのが、広告媒体の提案とかしてもらったとしても自分で調べられるし、みたいな。それもそうだな、みたいな。代理店が提案する意味ってあるのか? という話ですよ。だから、そこでよく言われるのが企画力みたいな。いや、でも言っちゃ悪いけど、その企画力って僕から見たら、大学生が最近就活とかでやるんですよ、大学生にインターンとか企画っていって。
【杉田】 あるね。
【向井】 そのレベルと正直全然変わらない。何となくデザイン凝ってる感じがするだけで。何か、これによくお金出すなと思うんですけど、見てて。だったら、そこだったら、僕だったら、売り上げこのぐらい出ますみたいなとか、数字にコミットしますみたいな。できなかったらいくらまでしかいりませんとか、ってやればいいのになって思うんですけど、よう言わないんでしょうね、きっと。
【杉田】 そりゃそうでしょう。リスク取りたくないから。
【向井】 そう。だから、さっき話した話になりますけど、マーケティングじゃないよな、それって思いますよ。
【杉田】 まあ。でも、昔の体制が強いからね。
【向井】 そうそう、広報活動ではあると思うんですけど、マーケティングではないなと。だって、何のためにしているの? っていうことですよね。
【杉田】 まあね。ある程度、そこら辺もコンシェルジュ的な役割って、多分、それこそロボットが奪ってするところだと思うから、したらどうするのかっていう話だよね。
【向井】 実際、だから今PPCの運用とかって電博が受けて、そこからサイバーエージェントが受けて、あといくつかWeb広告代理店がさらに受けて、そこから下に流すみたいな。その下っていうはPPC工場みたいなのが、時給のすごい安い四国とかでやってる人たちがいるんですって。確かに日本国内どこでもできる。もっと言うと安く、日本語通じればどこでもいいですよね?
【杉田】 そうそうそう。だから、テレマーケティングとかは、大国は北海道だと、札幌とかそういう。札幌は方言はあるけどなまりが少なくて、東京とかより全然安く雇えるから、だからわりとテレマーケティングの候補地になる。
【向井】 確かに。そうですよね、北のほうとか、沖縄とかもなぜか標準語っぽいですもんね、しゃべり方。ダイレクトに通じないところもあるのかもしれないけど。
【杉田】 そうだね、おじいちゃんとかあれだけど、方言はあるけどなまってないっていうのは結構重要で。
【向井】 確かに。僕、絶対に直らないですもんね。直す気もないし、直らない。
【杉田】 東京の会社に電話かけて、それだったらちょっと嫌だもんね。あ、ホンマですか? とか。ちょっと違う感じになっちゃう。
【向井】 違うところかけたかな? 03だよな、みたいな。
【杉田】 大阪の会社かなら別にいいけどね。
【向井】 そうですね、確かに。でも、だからそういう意味でいうと、やっぱりその代理店? 特にその色、さっきも話しましたけど、ユニークさ。特にAとBに頼んだときにどれだけ違うか、みたいな、が、本当にパッと見て分かる。みんな深緑、緑、黄緑とか、ビジリアン。
【杉田】 分かんない、ピーターパンとかね。
【向井】 ピーターパンってあるんですか?
【杉田】 ピーターパンっていう色見たことがある。
【向井】 ピーターパンとか、ビシリアンってありませんでした? 絵具で。
【杉田】 分からない、ちょっとピンとこない。
【向井】 すごい深い色がある。周りみんな緑なのに、1人だけ黄色かったら絶対目立つじゃないですか。黄色、もっと言うとオレンジかな? オレンジ、絶対戦えるじゃないですか。もう、オレンジ選ぶしかないって。
【杉田】 そうね、そっちの明るい系いきたかったらね。
【向井】 そうそうそう。それほどみんな差がないんですよね。みんなこっちでこう深緑とかになってる、緑の世界に。そこでオレンジになれば一人勝ちですよ。
【杉田】 まあね。それ、でも怖いじゃん。
【向井】 でもね、正直思いますけど、みんなできてないなって思います、本当。まさに怖いとか単純に守旧派というか、保守化しているというか。
【杉田】 それもあると思う。
【向井】 で、リスク取れないじゃないですか。取れよと。どっちかなんですよ、実際、旅行代理店、生き残るには。だから、今H.I.S.とかJTBみたいにデカくなるか、もしくはクルージングだけに特化する。
【杉田】 そうだよね。本当に全網羅しているのか、1個だけものすごいのか。
【向井】 だってこのキーワードだけ絶対押さえてるみたいなの、勝てるじゃないですか。例えば、僕スキューバとか分かんないですけど、何でもいいですけど、僕あれやりたいんですよね、最近、スカイダイビング。スカイダイビング専門の代理店とかあれば、そこしか分かんないですもん、調べるのも。コンテンツ、それこそ、もともとコンテンツマーケティングの話だったんですけど、コンテンツマーケティング的に言うと、それに関する記事を書けばいいんですよ。
【杉田】 だから、分かりやすいよね。自分でマーケティングのやり方も全部、いろんな年代で、いろんな性別で、いろんな箇所で、いろんな動機があってみたいな感じになっちゃうけど、スカイダイビングとかだけにすれば結構絞られるよね。
【向井】 そうそう。だから、このマーケティングの話だって、別にMDA的なマーケティングの話も僕できますよ、4Pとかね。あと3Cとかいろいろありますけど、そんなのを差っ引いて、コンテンツマーケティングに絞ってるというのは、恐らくこのマーケットがデカくなっていくだろうっていうのが1つ。と、1番本質的な課題、解決できるかっていうのもありますよね、結局は。DRMでもいいんですけど、DRMというよりはどちらかというと、やること一緒なんですよね、DRMとコンテンツマーケティングって。今ならもう、前も言いましたけどSEOっぽくというふうに取られてますけど、そうじゃなくて、本当の意味で、結局セールスファネルを改善していく、これコンテンツを使えばできるんです。だから、僕すごいやりたいなと思うのは、BtoBのマーケティングって日本では無理っていわれている。何かやることってすごい少ないんですよ、日本でできることって。リスト買う、DM、orテレアポでアポを取る、DMアポ。
【杉田】 でも確かに、何となくだけど、BtoCはあれだけど、BtoBに関しては、まだなおかつつながりみたいなのが強いところは確かに感じるから。
【向井】 そう。何でもBtoCにはすごいいっぱい事例あるのにみたいな。
【杉田】 そのいうのは確かにあるのかもしれないですね。古くからのお付き合いだから。替えるのあれだしみたいな。
【向井】 だけど、だから、そんなこと言っててもいつまでもねっていう話ですよ。
【杉田】 そりゃそうでしょうね。
【向井】 そこをやりたいんですけどね、それってコンテンツでできるじゃんみたいな。そこへもっていきたいという話だったんですけど。だから、結局、みんなが緑の中じゃなかったらDM届いてないよみたいな。じゃないと代理店は死にます。これは多分。ちょっと自信なかった。
【杉田】 1位の代理店は残るけどね、絶対にね。
【向井】 でも、実際そうだと思いますよ。
【杉田】 そうだね。だから、要するに、そういう代理店に頼ってる現状ってどうなの? っていう話ね、もし頼ろうとしている人に関しては。
【向井】 だから、自分ができるけど、それを投げるぐらいの気持ちでやっていてほしいなと思います。だからディレクションも面倒だし。
【杉田】 それはそうだよね。自分である程度コントロールはできるけど、この作業を代わってもらうっていうのが一応外注のあれだから、この部分を完全に任せるみたいなか感じだと。
【向井】 そうそう。だって、それこそ何かあったでしょ? 電通がトヨタの広告費、水増し請求みたいなかたちの、PPCでしたっけ? Facebookもウソついてましたみたいな、数値。となるとやっぱりDMなんじゃないかなって思ったりはします。
【杉田】 結局はね。
【向井】 そう、ダン・ケネディ。結構、ダン・ケネディで検索されることが多い。
【杉田】 そうなんだ。
【向井】 そうなんです。それはいいんですけど、ともかくとして、代理店に任せるんだったら、自分でできるぐらいにまずなろうよという話ですよね。で、全然それはあれなんですけど、逆に代理店側のほうからすれば、色が一目で分かるぐらい違うようにならないと死ぬぜっていう話です。以上でございます。こんな感じでいいですかね? ありがとうございました。
【杉田】 ありがとうございました。

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